尾針得介の元祖クイジーマップ第1回(OQM-1)

信州さわやかドライブ 108km

開催期間:7月8日から8月末

有料です(1チーム、1000円)


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コース全体図


ご協力:
キャロッセ、 ペンション・ラリーメイツ、
マルナカ・タイヤ商会、 レストラン・ジンジャーマン


 尾針得介の元祖クイジーマップ第1回 (O.QM-1)

 作成:PDcc 尾針得介(おはりとくすけ)
 作成アシスト:矢木雅人(やぎまさと)
 平成12年5月25日(平成12年5月6〜7日試走)

 モータースポーツ雑誌「PD](プレイドライブ)に30年にわたって連載してきた誌上ラリーのPDラリーとそれから発展したPDクイジーマップ(PDQM)やマイルドセブン(JTQM)が、さまざまな制約の中で変化してきました。しかし、私の思いとは違う方向に向かいつつあり、また、昔ながらのファンからも隠れたスポットを楽しめるコースを作ってほしいとの要望がありました。そこで、PDccのホームページでドライブコースも楽しんでもらえるクイズラリーを作ることにしました。もちろん、参加者の方は地元の方たちに迷惑をかけないように自己を律するようにお願いします。

コースあれこれ=====

 第一回目は関東からも関西からも参加しやすい長野にしました。スタートは長野自動車道の麻績インター近くの聖高原駅。駅前に明治神宮があるのには驚きましたが、そこにある歌碑公園はなかなかよいところです。この辺りが歴史のある土地であることがわかります。
 ODは坂北村の大日堂で、旧国宝の大日如来や小さな山門の仁王像などあり、ここもよいところです。差切峡はスケールは小さいが変化に富んだ風景を作り出しています。ただし、駐車スペースが少ないのが惜しい・・・。山清路公園は山の中の公園で面白そうですが、楽しむにはかなりの体力が必要になりそうです。
 宇留賀から上る県道274はつづら折れの急勾配の道。狭い道ですが近ごろはこのような道を走る機会がほとんどないので、とても楽しい気分です。対向車に十分注意してください。上りきると道沿いに集落が点在していて、よき時代?の日本の風景がここにはあります。 
 道が広くなったところにあずみ野サーキットがあります。電光掲示板があるのでタイムアタックするレーシングカートの走りを見学するのも面白いかな。大峰牧場から相川隧道への道は稜線を走る北アルプスの展望が素晴らしい道でしたが、今は樹木が大きくなってよく見えなくなっていたのには少々残念でした。
 相川のレストラン・ジンジャーマン(0261-26-2838)は季節の土地のものをアレンジしたメニューでお値段も手頃でお勧めできます。私の友人の大町のマルナカタイヤ商会(0261-22-1290)の内藤三樹郎さんの知人の店で参加者にはとくにサービスをしてくださるそうです。
 相川隧道を抜けると正面に北アルプスの山並みが圧倒するような姿で現れるのはただただ凄いとしか言い様がありません。大町山岳博物館は時間が無くなり寄ることができませんでしたが、隣接の付属園は無料で見学できて北アルプスに住む生き物が見ることができるのがよいです。そのまま鷹狩山に上ります。駐車場から200mほど歩かなければなりませんが、そこの展望塔からの北アルプスと安曇野の眺めはここまで歩いた疲れを喜びにかえてくれるでしょう。
 源義経と静御前の物語のゆかりの地という静の桜公園。そのあずまやに二人の絵物語があるのが面白いです。また、手掘りの川のトンネルである川下隧道など観光ガイドにはない見所がたくさんあります。左右という珍しい名前の集落に、手打ち蕎麦が美味しいと、内藤さんから教わった民宿を尋ねたが、あいにく留守で味わえなかったのが心残りでした。しかし、道の駅「大岡村」で食した手打ち蕎麦も美味しかったのでよしとしましょう。
 信級から長いこと通行できなかった県道393が開通したとのことで、そこを使う予定でしたが、きれいな舗装で小さなコーナーの多い道なれどガードレールのない一車線なので、残念だがキャンセルして県道394を戻ります。県道394を往復することになりますが、急な下りのつづら折れの道から眺めた当級川の渓谷の景色があまりにも素晴らしいので、とてもよいです。
 美麻村の大藤で前方が開けるとまた北アルプスの山々が目の前に現れます。地元の人々にはごく当たり前の風景でしょうが、よそから来るものにとっては新鮮な驚きを伴った風景なのです。そこにある案内看板で山の姿のクイズを設けていたのですが、道路工事で長期の通行止めになってしまったので、手前で県道31に降りることにします。でも青具神明社のクイズはどうしても残したかったので、美麻ぽかぽかランドを一巡りするスマートとはいえないルートになりました。ご理解をお願いします。
 白馬の街中に入る時にまた北アルプスが正面に立ちはだかるようにそびえています。その北アルプスの山の中にあるペンション・ラリーメイツがゴールです。そのベランダの向かいには八方尾根が広がっています。右写真の、オーナーの飯田収一さんと妹の飯田広子さんは、コンビで、30年前に2000kmを走る日本一のスケールを誇った日本アルペンラリーなどにサニーで活躍していた人です。今とは違う昔のラリーの話を聞くのも楽しいと思いますよ。


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