第11回 『東京 天空の地 80km』 第11回は、東京都です。
最初に・・・
今回のコースは、東京でも山道タップリのコースが作れないかとコースレイアウトし、8月14日に試走を行った。 しかしコース案内で紹介する通り、コースのメインとなる林道の通行が制限されており、全てのコースを皆さんに走って頂く事が出来なくなった。
通行が制限されている林道の通行許可が取れないか、関連する3つの自治体と東京都森林事務所に問い合わせを行った。1つの自治体からは、管理者の東京都と調整をした結果、条件付でOKとの結果。残りの2つの自治体からは不可の返事だった。 以前DWR22の時は、高崎営林署の許可がもらえたのだが・・・。 林道が生活道路になっている群馬と東京の違いか!?(笑)
公開せずお蔵入りにすべきかと思ったのだが、折角試走したので(笑)コース案内と一部資料をHPで公開する事にした。 また、コマ図は走行可能区間だけメールにて申し込まれた方のみに公開する事にした。
※コマ図希望の方は、走行予定日を明記して、メールでお知らせ下さい。
走行可能な林道も「1日2台程度の通行」との条件がありますので、走行日を管理させて頂きます。
コマ図が一部だけの公開なので、CPも全て通過出来ませんし、クイズも全て解けません。 予めご了承下さい。
(実際に走られる方はいないと思いますが、一応いつも通りにコース案内を書きます)
スタートは、圏央道・あきる野IC近くにある『東京サマーランド』の外れ。 試走時は猛暑真っ只中のお盆休み中で、駐車場(勿論サマーランドの入口から1km離れた第2駐車場!)に入るのを待つ車でチョットした渋滞状態であった。
東京五日市カントリー倶楽部の脇の道を通り、秋川街道に抜ける。 秋川街道から旧道で小峰峠を越えて小峰公園に向かう予定であったが、この日1回目の通行止め・・・。 仕方なくトンネルで抜ける。 小峰公園にODを置いた。流石に元・五日市町と言え群馬と違い交通量が多く、道路上にODを置く事は不可能なため、小峰公園の駐車場内にODを置いた。 小峰公園のビジターセンターが9:00からなので駐車場入口もそれまで閉まっている可能性があるので、注意願いたい。 もしその場合は、道路入口からODラインまでの距離を連絡しますのでお知らせ下さい。
ODから五日市の市街に向かう。混雑を避けるために檜原街道(都道33号)に入ってすぐに、秋川の左岸を走る予定だったが、何と『住居者以外進入禁止』。この日2回目の通行止め・・・。 仕方なく檜原街道をそのまま走る。1ヶ所信号(戸倉信号)が混み流れが悪いが、すぐに流れが良くなる。
10図の檜原村役場の道を挟んだ反対側に、先日テレビ東京の『出没!アド街ック天国』で紹介されていた移動販売のカレー屋さん『田中屋』が止まっていたが、先を急ぐのでパス(笑)
※今回のコースで主に走る檜原村には、色々見所、名物があるので、上記テレビ東京の『出没!アド街ック天国』のHPなどを参考にして立ち寄ってみて下さい。 尚、檜原村にはコンビニが1軒もない。私のコースのせいではないので、悪しからず(笑)
檜原街道をひたすら奥多摩湖方面に走る。途中1CPを置いた。 11図から檜原街道は、奥多摩周遊道路につながる都道206号に変わる。この都道206号と北側の山向こうを走る都道205号とはつながっておらず、205号は行き止まりだと思っていたが、ある時この2つの都道を結ぶ道(林道)があることを発見した。 これが今回のコースを作成するきっかけとなった。 それともう1つ、この道の途中から分岐して、奥多摩周遊道路の風張峠に抜ける(峠手前で残念ながらゲートがあり、周遊道路には出られないが)道がある事も発見。 周遊道路を走るバイクたちをゲート越しに眺めてもらおうと考えた。これが今回のコースのメーンイベントだったのだが・・・。
その道(林道・入間白岩線)に12図から入る。林道入口に2CPを置いた。 入ってすぐに製材所があり、製材した木材を日干しにしている。周囲に木の香りが満ちている。しばらく走ると、『シャッターポイント』と書かれた立て看板があった。「日の出が美しい 雲海が見られ 夜は星月がすばらしい」とある。 ホントに山深く、東京とは思えない風景、まさに東京の天空の地である。
良い雰囲気の道を走ると、何とダートになった! 荒れた所は無く走りやすいダートが約1.5kmほど続く。 ダートが終わり都道205号から続く道(都道は途中で終わる)に合流する場所に3CPを置いた。 3CPを再スタートした時、道にあった裏向き看板をふと見ると、何と・・・『一般車の通行はご遠慮願います。』と。 入口の林道標示板には、一般車の通行を規制するような文字は無かったのに! これじゃ、入口に進入禁止の標識が無い道路の出口で、一方通行の取締りをやっているようなものだ!(笑)
通って来てしまったものは仕方ないので(笑)先に進み、風張峠に抜ける道に入る。 急な坂を上って行く。サイクリストにはここの急坂は有名らしい。 途中路肩が少し広くなった場所があり眺めが良い。帰宅後調べると『天空広場』と呼んでいる人もいるようだ。 「きのこセンター」(舞茸を作っているようだ。まるで群馬だね(笑))を過ぎ、風張林道に入る・・・が、この日3回目の通行止め・・・(ToT)
風張林道分岐の場所まで何とバス(ミニバスだが)が上がって来るらしい。 木にくくり付けられたバス停が本当に山奥と言う雰囲気を味わせてくれる。ここからの眺めも良い。
今回のコースのメーンイベント=風張峠から奥多摩周遊道路を眺めるプランは諦め、都道205号を下る。 下りの快走区間である。
途中から神戸岩方面の神戸林道&鋸山林道方面に入る。 途中、キャンプ場や神戸国際マス釣場などがあり、人出も多い。
神戸岩を過ぎて素掘りのトンネル(心霊スポットらしいが・・・)を抜けた先で、林道は通行止め。ここは事前調査で抜けられないのが判っていた。ここに4CPを置いた。
最近ブームの『パワースポット』の神戸岩は、都の天然記念物に指定されているが、個人の所有物で、途中にあったキャンプ場の経営者の所有らしい。 神戸岩を1周するハイキングコースがあるが、鎖を頼りに歩く場所など結構険しい道の様である。 先ほどのトンネルの手前の川の中にその入口がある。 いきなり怖そうな梯子で岩の上に登るようである・・・。
DWR45では不動大滝までのハイキングコースを取り入れたが、ここはパスしよう(笑)
都道205号を更に下り、コマ図10図地点に戻った。 都道33号をしばらく走った後、秋川の左岸に渡り、都道201号に抜ける。途中5CPを置いた。 都道201号をしばらく走った後、金比羅山の西を走る林道に向かう。 ここも地図で見る限り道がつながっていないのだが、ネットで色々検索しているとどうも林道がある様子。ここが通れれば、五日市の市街を通らずに、五日市の先に出ることが出来る。 この道を見つけたのも今回のコースを作成する気にさせた。
都道から脇道に入った先に、こんにゃく屋がある。「一穂(いっすい)」と言うお店で、刺身こんにゃくの他、干しこんにゃくも美味いらしい。 そのこんにゃく屋を過ぎ、その林道に入る。 林道入口には『林道・星竹線』とあった。 東京と言えども、この辺りは夜には星が綺麗なのかな・・・?
林道名は、途中『南沢間伐作業道線』、『南沢線』と変わる。
林道入口からいきなりダート! 試走の日は狩猟をされている方が沢山おられ、軽四のトラックと何度もすれ違う。 草が茂っているため道幅が狭く感じるが、皆さんこの道に慣れているのか、草に埋もれた路肩にガンガン入ってくれるので、離合には問題が無かった。 少しぬかるんでいる場所もあったがガレた場所は無く、途中簡易舗装区間をはさんで約2kmのダートが続く。
舗装路になって南沢の集落に降りる途中に6CPを置いた。 普通車でも問題なく通り抜けられる林道なのだが、残念ながらやはり『一般車の通行はご遠慮下さい』と・・・。
都道31号から都道251号に入り、梅ヶ谷峠の手前から、林道・西の入ホオバ沢線に入る。 ここは全線舗装である。都道251号から184号への抜け道にも使えそうであるが、一台の車にも合わなかった。 林道頂上手前に『ふれあい乗馬センター』がある。その前に7CPを置いた。
頂上を超え都道184号側に降りる。上りに比べ結構勾配がきつい。 都道184号への出口に来て、愕然・・・。 何と都道184号からの入口に簡易な柵が・・・。
字が消えかかっているとは言え、先ほどの『ふれあい乗馬センター』への案内看板が立っているのだが・・・。 柵の左側が少し開いているのは、来てしまった人は仕方ないから通りなさいと言っているのか?それとも単にバーの長さが短かったのか?(笑)
やはりここも、通って来てしまったものは仕方ないので(笑)先に進もう。 プランでは梅野木峠を越えて林道・大入線で青梅・沢井に下る予定だったが・・・。 本日何度目?の通行止め・・・。
仕方ないので(笑)、途中にあった『つるつる温泉』をゴールとした。 日の出町の公営である。 まともに走れない林道ばかりでモヤモヤした気分をサッパリ流して、つるつるになって帰路について頂きたい(笑)
試走時は、東京・多摩市にいる息子と何故か青梅駅で待ち合わせて、群馬に戻ったので、時間が無くモヤモヤした気分をサッパリ流す事は出来なかった・・・。
←最後の写真は、青梅市内の名物=映画看板です。
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※林道・入間白岩線については、檜原村から下記の内容の回答を頂きました(東京都との調整結果)。
入間・白岩林道については、東京都で管理している林道です。
当該林道は、林産物の搬出を目的とした道路ですので、林業関係者以外の通行についてはご遠慮を
お願いしていますが、通行規制を設けていませんので、 自己責任による通行(事故及び未舗装路走
行に伴う損傷等)及び地元住民への迷惑が及ばない範囲であれば、通行は可能と考えます。
一日の通行台数が2台程度あれば、東京都への申請は必要ありません。ただし、一日の台数が多く
なれば、林道の占用行為と考えられるため、林道の占用許可申請が必要になります。その場合には、
実施の1ヶ月以上前に、警察署への許可申請同様、企画書を添えて下記に電話fax等による相談のうえ
申請をお願いします。
※林道・星竹線、南沢線については、あきる野市から下記の内容の回答を頂きました。
林道は、森林の経営や管理のために造られていますので、一般道路と異なりカーブがきつい上、防護施設も
十分ではありませんので、林務関係者以外の一般車両(二輪車等も含む。)の通行は、安全確保のため
ご遠慮していただいております。
ご要望の林道南沢線につきましては、深沢周辺にあじさい園などの観光名所もあります。このため、多くの
観光客やハイカーなどが訪れるようになり、歩行者も増加しております。
特に、今年から3ヵ年計画の予定で林道改良工事を行うにあたり、工事車両の往来が頻繁になりますので、
全線区間を安全確保について、一般車両の通行はご遠慮をいただくことになります。
以上のことから、市としましては、市内全域の林道に関しましてのドライブラリーなどのご要望にお答えは
出来かねますので、どうぞご理解をお願いいたします。
今後とも、あきる野市政を見守り、ご意見、ご要望等をお寄せくださいますようお願いします。
※林道・西の入ホオバ沢線については、日の出村から下記の内容の回答を
頂きました。
先日の林道通行の問い合わせについて、林道入口には「林道標示板」が
設置されてあり、林業関係者以外の車両通行をご遠慮いただいております。
今回問合せの「ドライブラリー」の通行許可は出来ません。
回答を頂いてから写真を撮っていた「林道標示板」を見てみると、小さく『林業
関係者以外の通行はご遠慮下さい』と書かれていました・・・(^_^;;
その上には大きな字で『利用される方は、次の事を承諾厳守のうえ通行して
ください。』と書かれています。
これって誰に対する注意書きなんだろう・・・?林道関係者?(笑)
※回答を頂いた各自治体及びそのご担当者の方には、大変お手数お掛けしました。
お礼申し上げます。
1.コース: | 東京都あきる野市山田 『あきる野市山田グラウンド前』 〜 東京都西多摩郡日の出町大字大久野 『つるつる温泉』 約80km |
2.試走車: | 車種=スズキ スイフト (マニュアルミッション 1名乗車) タイヤ=ミシュラン PP2 195/55R15 距離計測器=永井電子機器ウルトラスピードメーターMODELNo.4020(1m計測) 走行=制限速度+α(一般車の流れ) キープレフト完全グリップ 走行日=2010年8月14日 天候=晴れ 路面状況=ドライ |
3.基準距離: | スタート〜OD=4.752 km |
4.開催期間: | コース案内の前書きの通り、全コースを公開出来ないため開催期間は定めません。 |
5.応募締切り: | |
6.結果発表: | |
7.成績: | |
8.参加費: | |
9.解答の提出: | |
10.コースに関する質問などの問合せ先: | 携帯TEL=090−8174−6781 または、E−mail=Chobi-chan@mx6.ttcn.ne.jp (なるべくメールでお願いします) メールアドレスは、先頭の「C」を小文字の「c」に訂正して下さい。 尚、質問に対しては即答はせず、回答の必要があると判断した内容について公式通知にて公開する。 |
11.注意事項: | (1)当ドライブラリー(以下DR)に参加中に、万一、事故等のトラブルにあっても、作成者、主催者は、一切責任を負わない。 また、参加者は道路交通法及びその他の諸法令を遵守する義務を負い、社会常識等に反した行動は、断じて取らないようにする事。 参加者は、その旨を了承し、参加したものと判断する。 (2)当DRの夜間走行は、禁止する。クイズが解けません。 |
コマ図 (pdf書式) ※pdf書式では画質が落ちますので予めご了承下さい。
チェックポイント (pdf書式)
クイズ (pdf書式)
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