「NEXT杯 OQM2005 シリーズ 第3戦」
「ML−DRC2005 シリーズ 第25戦」

尾針得介 の元祖クイジーマップ OQM−22
秋・美味しい! 信州食べ比べドライブ 97km

開催期間:2005/7/16〜2005/10/23。 解答提出〆切:10月30日必着。
有料です(1チーム、2000円)


コース全体図 賞品参加者の声


 NEXT 杯OQM2005シリーズの第3戦です。今回は新しいスタッフでの新しいOQMの第一歩になります。
 第1回から21回まで陰で支えてくれたというよりも、OQMのシステムを構築して運営してくれていた須貝昌郎さんが引退することになりました。ここまで 発展し続けてこられたのは須貝さんのおかげと感謝しております。本当にありがとうございました。

 引き続きOQMをさらに発展し続けていくために、今回から矢木雅人、川口浩、松 本純弘、三宅高志、小池誠(敬称を略させていただきます)のメンバーで構成する「OQM運営委員会(OQMsc)」と一緒にOQMを開催・運営していくこ とになりました。それに伴い、主催をPDccから、私が設立した『尾針ドライブ工房』に変更し、ホームページを新たに設けました。これからもより充実して いくように努めますのでよろしくお願い致します。
official
 その記念すべきOQM22をサポートしてくれたのは矢木 雅人くん(写真向かって左)と三宅高志さん(写真向かっ て右)試走車は三宅さんの三菱シャリ オ・グランディス4WD。昔はこのような車で山道を走ることなど、とても考えられなかったが実際に はセダンと同じように山道を楽しめたのには感心する。新装開店記念に問題を多くしようと色々作り出したが後で選択するのに苦労することになった。
Gokuisan かつてのラリー仲間で戸隠神社の神主さんの 極意憲雄さんが、この2月に300年続く極意家の神殿と庫裏が国の指定有形文化財となったのでぜひ来てくれと のこと。雑誌サライで紹介された宿坊極意のぼっち盛り蕎麦を食べに行くことにして、戸隠をゴールにレイアウトする。

 ス タートは第1回のスタートであった聖高原駅にする。 第9回の時もスタートに使ったが、その際には駅のホーム にある祠が判らず何回もコースを走ったというチームが多かったという。さて今回は聖高原のかつての有料道路を登る。PMCSが70年のツールドニッポンで 初めてSS(スペシャルステージ=タイムトライアル)と して有料道路を借り切って対向車の心配なくフルスロット ルで走ってもらうように設定したコースの一つで、とても懐かしいが別荘地の優雅さが感じられず寂しい感じがする。路面もけしてよくないが、転落の危険性は 無く登り坂を走る楽しさは十分にある。
 三和峠から緩やかに下るが、聖峠付近にあった白樺林が見当たらない。なぜだろう。88年のPDQMに白樺林の中を走る写真が巻頭を飾っているのだが…ど うしたのだろう。それにガードレールが凄い。落石で破損しているものは山の中で見掛けるが、これは破損どころではなく破壊され尽くしている。クイズにしよ うかなと思ったくらいだ。
Hitijinjya 樋知神 社は明治までは向いの高峰寺とともに聖山修験道場であったいう。参道の杉の巨木の並木の素晴らしさに感動する。しかし、ここを訪れる人を見掛ける ことがないのが寂しい気がする。神社の裏は信州では珍しいブナ林があり、天然記念物に指定されている。
 ひじり親水公園は間伐材を使用した公園で、ダムの堰堤を間伐材で覆ったのは以前どこかで見掛けたが、ここはその下流の公園のすべてを間伐材で覆ったり造 るなりしている。ちょっと異様な感じがしないでもない。

 アル プス展望公園という魅力的なネーミングのところがある。確かにアルプス連山を見渡す絶好の場所にあるが、県道からの案内看板が貧弱、進入路も貧弱、駐車場 も貧弱で建物は立派だが壁に大きく食事メニューがあるということはお客がこないのだなと思う。その眺望に魅力はあるがパスする。Greenroad
 幸か不幸か県道が工事中で通れないのでゴルフ場の裏を抜 けることにするが、途中の集落の道がこれは道なのだろう かと思うほどひどい道がある。ミスコース ではないので我慢して通って下さい。やがてゴルフ場裏の気持ちのよい道を抜けて大花見池に出る。広い水面いっぱいに水草が覆っているのが珍しい。

Jingisu 今回 唯一の市街地である信州新町を通り、初めてのコンビニを発見した。この町はサフォーク種の食肉用緬羊の数少ない産地で、この肉のジンギスカン料理は町の名 物として有名である。そのジンギスカン料理の元祖という「ジンギスカン荘」で昼食にする。ジンギスカンの定食と牛のカルビを食べ比べることにした。その結 果、大根おろしに漬け込んだサフォークの方が柔らかく遥かに旨かった。これは三人の一致した感想である。この店の女店員さんに店の裏の道で中条に抜けられ るか尋ねたら「マニアックな道ですが大丈夫です」というので喜んでアタックしたがマニアック過ぎた。参加者の皆さんを誘い込むわけにはいかないのでキャン セルする。でも、女性の口から「マニアックな道」という言葉を聞くとは思いもしなかった。我々も随分とマニアックだけれど。

 中条 への道も工事で通行止があり、切返しを繰り返して県道に出る。「この切返しの時にはメーターは生かしたままですと書いておいて下さい」と三宅さんが申して おりました。「枌ノ木」でも切返しがあったが、ここは怖くて出来ないとあきらめて少し行くとバス停がロータリーになっていて方向転換ができたので、ほっと する。Bukkomi
 道の駅中条は人気があると見えて駐車場には車がいっぱ い。人もいっぱい。おやきを買うのも並んでいる。野菜の 直売所の「わんさか市場」も人気で、真竹の タケノコが売り切れていた。叔母ちゃんに明日くるからと予約しておいたら、ちゃんと隠して取っておいてくれた。嬉しかったね。
 レストランが意外と空いていた。土地の食べ物の「ぶっこみ」という甲斐のほうとうに似た煮込みうどん。野菜がたっぷりで特にゴロリとした大根が幾つも 入っていて美味しかった。薬味のねぎ南蛮が激辛でなかなかいい。真夏に汗をかいてヒイヒイしながら食べるのもよろしいのでは。
Happybell 道の駅の近くに見所が幾つもある。少しルー トが入り組むがやむを得ない。しあわせの鐘公園が小さいながらも立地条件もよく、アルプスの眺めがとてもよ い。モニュメントとしてのカリヨンベルがアルプスを背景に立っている。15分ごとにその美しい鐘の 音を響かせている。が、近くに住宅があったら迷惑だなと、つまらないことを思ってしまう。     

 今回 3ヶ所目の工事通行止めがあった。この時期にこんなに多いのも珍しいとぼやきながらも良いルートを探して進む。七二会という珍しい地名がある。クイズにし たいと思うくらいだが、ナニアイと読むという。コースを作っているとこのような珍しい地名に出会うのも楽しい。学校もありJAもあるし結構大きな地名なの だJizoupass
 地蔵峠を越える道は県道なのだが実際は林道並みの舗装路で展望は望めないが山岳路愛好者には楽しい道だ。裾花川を渡り荒倉キャンプ場に向かっていくと鬼 女紅葉にまつわる神社や遺跡がたくさんあり、紅葉を葬ったというお寺もあった。公営の荒倉キャンプ場は白樺林のある素敵な環境でいいなあと思うが、考えて みればこの辺りは市街地以外だったら似たような環境なのである。でもうらやましい。
 謡曲で有名な鬼女紅葉の岩屋は竜虎トンネルの上で100m先の看板がある。平地の100mと、登る100mでは10倍の時間差がある。体験上よく判って いるので行って見たいけれどパスする。その岩屋はかなりおどろおどろしい雰囲気があるところらしい。どなたかの報告をお待ちします。

Nalps 役場 の話ではその先は厳しい道ということでしたが、改修されていて綺麗な路面であった。崖下の高原の風景や正面の戸隠連峰の雄大な姿。そして北アルプスの白い 峰など観光案内に載っていない素晴らしい道であった。
  戸隠に向かう道に現在生産さ れていな商品の看板がある。かつてよく売れていた商品です。クイズにしたかったが使えなかったので、ここに出しておきます。 気が向いたら見つけて下さい。
 戸隠で宝光社から中社までに手打ち蕎麦の看板がやたらにあるのに驚いた。戸隠そばは昔SobaGokuiから有名であったが、このように軒並みに看 板があったとは記憶にな い。でもそれだけ需要があるのかと感心する。
 戸隠の 修験道の歴史は古いが戸隠神社は江戸幕府から一千石を賜っていた顕光寺が明治の排仏毀釈で神社となったので神社として
Shukugokuiの歴史は浅いのだ。その神 社 よりも古いのが戸隠神社の「宿坊極意」の神殿と庫裏で築200年の壮大な茅葺きの建物で今年の2月に国指定登録有形文化財となりました。この茅葺きを葺き 替えるのはベンツのEクラス分かなと当主が言っていまし た。この見事な茅葺きの建物をぜひ見ていただきたいと思います。


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