[NEXT・INPLAS杯 OQM2007
シリーズ 第4戦] |
コー ス全体図、 参加者の声、 賞品 |
NEXT&INPLAS杯OQM2007シリーズの最終戦です。 今回のドライバーは赤城山を縄張りにして最近は霞ヶ浦にまで手を広げている松本純弘さん。車はリアシートの矢木雅人くんを気遣ってのティーダである。距離計測器は永井電子のドライブモニター4020です。 スタートは「道の駅いたこ」。有名な観光地の道の駅にしては意外と小さいと感じたが、次々と入ってくる業者の車を見ながら邪魔にならない所からスタートする。まずは潮来駅前の商店街を通るが、拍子抜けで商店街らしき雰囲気がまるでない。旅館はあるし歓迎のアーチもあるので間違いなく潮来の中心だと思うのだが・・・試走から2週間後に松本さんが新しい縄張りを見回ったら、このアーチがなくなっていたという報告を受けた。慌てて駒図の修正をする。 田圃の真ん中にある十二橋駅は高架の無人駅で周りに民家などまったくない。でも電車の時間になると乗客が集まってくる。みんな車で送ってもらっている。駅前の渋滞がないぶんいいのかなと思う。ホームに上がってみると眺めが良く、とても気持ちがよい。なるほどこの辺りでは最高地点なのだと納得する。
最近の地図に「飯沼街道の生垣集落」と載るようになった。以前は聞いたことがなかったが、きっときれいに刈り込まれた緑の中の道を行くものと期待していたのだが、現実は厳しかった。両側が揃って植込みのある場所がなかった、見事な生垣があると反対側はブロック塀になっている。そのような場所ばかりで見事な生垣集落の写真を撮ることが出来なかった。個々にはいい生垣もあるのだが、なぜ急に観光地として売り出そうとしたのだろうか。 鹿島臨海工業地帯に入ると走っている車は大きなトラックばかりである。高さ200mもある煙突がいくつもあり、どの工場もトップランクの企業ばかりでマスコミでよく知っている名前に何となく親しみを感じる。18年前のPDQMで取材して以来だが雰囲気は変わっていなかった。 “巨大な”という形容詞そのままの住友金属の敷地の縁を伝っていくと「アントラーズクラブハウス」がある。ファンにとっては聖地ともいうべき所でファンが大勢いてグッズ売り場は賑わっていた。赤いテントの「アントラーズカフェ」の食事はネーミングが面白いが、値段も味わいもごく普通の感じであった。写真を撮るとカレーも赤くなってしまうのが面白い。ここは浦和レッズではないと思うが・・・。 塚原卜伝の墓も18年前に来ている。その時の記事には“緑多い道をたどって行く”とあるが、そんな風景は無くなっていた。“墓には木刀や竹刀が奉納されている”ともあったが、今はきれいに整備されており、まったくそんな気配も無くなっていた。そういうことを禁止したのか、それともその風習がなくなったのだろうか。駐車場の隣の畑にいた女性の話では、最近は訪れる人も少なくなり、時々観光バスが来るだけだそうです。そういえば塚原卜伝の武勇伝の本や漫画、テレビでの登場も今では全くありません。知っている人がいなくなったということですね。 鹿島灘の沿岸は波が荒くて砂浜が浸食されるのを防ぐ為に突堤が間隔を置いていくつも作られている。大きさは大小あるがそのうちの一つの突堤に「はまなすの精」像がある。はまなすの南限がこの辺りということで造られたのだが、その像がある位置の正確な地図というのが見当たらない。海岸沿いの道を使う予定だったのだが、試行錯誤してやっと辿り着いた。広々とした海原を背景に小さな島に「はまなすの精」像がぽつんと建っている感じはなかなか素敵である。しかし、大きな波が像にまで打ち付けていて近付けなかった。釣りをしている人に聞くとこの1週間は低気圧が停滞していて海が荒れているということでした。普段は像の所まで波がくることはないようです。案内看板もないここは素敵な穴場です。 北浦の西岸を走る。湖岸の道は狭く見えるが4mあり、すれ違いは楽に出来る。眺めもよいのだがガードレールがないのでコースアウトすると痛いだけではすまない。絶対安全運転をすること。舗装されて間もないが、ダートの時よりスピードが出るので落ちる車があるような話を管理者の方は言っておられました・・・あまりそのことは言いたくないようでしたが・・・。とてもすてきなルートなので安全運転をお願いします。普通に走ればいいのです。対向車もありますよ。 水原洲吠崎はほんとに小さな岬だが風景のアクセントになっていて回り込むと岸から少し離れた所に木製の離岸堤というものがあり、葦なども生えていて鳥たち特に白鳥の棲みかになっているようです。 ゴールは「道の駅いたこ」に戻ってきます。朝に運び込んでいた商品を並べて小さな店がたくさん出ている。結構賑わっている。地場産業である川魚の佃煮や煎餅を焼いて実演販売。サツマイモのスティックは200円で旨かった。看板をいくつも出して客を呼び込んでいる足湯温泉というのもあるが、プラスチック製のもので温泉はどこからか運んでくるものらしい。よその道の駅には無いようなものがいろいろあって探検しつくせなかったが、とにかくユニークです。 |
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