[NEXT・INPLAS杯 OQM2008 シリーズ 第3戦]

尾 針得介の元祖クイジーマップ OQM-34
秋・ 旧奥志賀スーパー林道と野沢温泉をドライブ 101km

開催期間:2008年7月19日〜2008年10月26日
(終了しました)


コース全体図参加者の声賞品

今 回は昔、そう’72にその年の準国内ラリー以上のラリーで一定のポイントを獲得したエントラントでポイントの多い順番にスタートするラリークリサンテーモ で1号車が篠塚建次郎選手で、優勝したのも篠塚建次郎選手だった。 その思い出の第1ステージの舞台になった万座峠一帯のルートをとレイアウトしていた ら、一本のルートが残雪で7月でないとオープンしないと情報が入り断念し た。 そういえば11月1〜3日のラリーの設定に7月末から試走を始めていたのを思い出しました。 改めてもう少し低い山道といっても標高1500mぐら いのところを走る旧奥志賀林道、現在の県道502奥志賀公園栄線が無料になり舗装になっているのでそこをメインにレイアウトする。 昔PDラリーの頃に ダートの奥志賀林道を使ったことがある。

staff 懐かしいこの道を、山道を走るのが大好き な 三宅高志さんにドライバーをお願いした。 車は愛車のシャリオグランティスで計測機はサブトリです。

道の駅スタートは上信越自動車道の豊田飯山ICそば の道の駅ふるさと豊田にする。 昔と違って道の駅があらゆる地域にあるのでコースを作るのが楽になりました。 最初に予定していた県道に沿って走る道はリ ンゴ畑の道。 完全な一車線でスプリングクラーが作動している農道でこれは駄目だとキャンセルして走り直す。木島平

改めて倭小学校の先で木島平スキー場に上っていく。 少 し広くなっている所に倭グランドの名称のある施設がありODにしたが、急勾配の山の中にグランドがある雰囲気ではない。 後日市役所に問い合わせたら、ほ とんど使用されていないという。 その先に多数のブラックマークが延々と続いている。 普通は急ブレーキでロックされたタイヤの痕やドリフトのスリップ痕 でさほど長くはないのだが、ここにあるのはとても長いブラックマークで、どのような運転をすればできるのだろう。 ローギアのフルスロットルでタイヤを空 転させながら走るのでしょうか。消耗するタイヤの費用が大変でしょうなぁ。

廃ホテル牧 の入スノーパーク辺りの看板にある禁止事項に私が昔PDラリーの取材で散々していたことが入っているではないか、なぜだろうかね。 地図にホテルペンショ ン街とあるのでいってみたら、営業しているのは数軒だけという感じでゴーストタウン寸前という感じであった。冬季だけしか客の来ないない場所は難しいと思 う。 そこから少し離れた所のホテルはしっかりと営業していた。

スキー場 
 木島平スキー場の斜面を横断する。 下の町まで斜面が続いている感じで、ここで滑るのはさぞ気分が良いだろうなぁ。 ここにはパラグライダースクールもやまびこの丘あった。 その隣りにあるやまびこの丘公園は 広大な敷地でいろいろと楽しめそうだが、ソフトクリームが美味しいのでそれを味わうだけにする。



 池の平の集落に立派な杉並木がある、神社があるでもなく、街道でもないのに杉並木があるのは不思議で後日調べたところ戦後の開拓集落で住民が植えたもの とのことです。 このような立地にあるのは初めて見ました。 それと2mもの高い消火栓がある。ということは1.5m位の積雪があるということなのでしょ う。清水平線

カヤノ平に上る清水平線は1.5車線のつづら折れがどこ までも続く急登坂の道だが、写真を撮っている時に長野の観光バスに先に行かれた。 これはバスに後ろについて上るのかと覚悟したら、とんでもない、一度チ ラッと見掛けただけでバスは快調に上って行った。いくら地元といってもバスがこんなに速いとは思いもしなかった、脱帽です。 それはともかく杉、白樺、岳 樺、ブナと高度を上げていくと植生が次々と変わっていくのが楽しめた。

カヤノ平 カヤノ木がないというカヤノ平は まわりを見渡すだけでも素晴らしいところです。 ここを起点にして周辺の林の中をハイキングする人がとても多い。 牧場の牛のたむろする風景も素敵です。  ところで食事をするところまったく見当たらない。 ペンションがあったので食事をしたのだが、とても参加者にどうぞとは言えないので昼食は高速道路の サービスエリアで各自用意をして下さい。 スタートから野沢温泉まで食事どころやコンビニはありませんのでよろしく。

奥志賀 旧 奥志賀スーパー林道は見事に舗装されて走り良くなっているが、ブラインドコーナーが多いので慎重にに運転してほしいものです。 ほとんど展望はないので転 落の恐れは少ないが、結構興味を引くものが路肩に現れるのでクイズにしました。 ただし、それに気を取られて運転がおろそかにならないようにして下さい。  スキー場のリフトのワイヤーをくぐるようになると野沢温泉スキー場です。 ここで非常に高い足の案内板がある。 車では確認できないのはスキーヤ−の案 内板であるからで、そのすごい積雪量を推測できるのです。

サンセット  旧奥志賀スーパー林道を右に見送ってて回り込むとそこが素晴らしい展望のサンセットポイントでスキーゲレンデを手前に野沢温泉街そして千曲川、北アルプス と一望できる。 サンセットポイント百選の一つというが聞いたことがないと思ったら、これは長野県だけの信州サンセットポイント百選だそうです。 でも夕 陽の美しく見えるのは水辺が一番だと思いますが、信州という山国で良く考え出したものです。


麻釜 野 沢温泉は古い温泉街の面影を残していて狭いエリアに見所がたくさんある。 ほとんどの道が昔のままで車が通ることを想定していない道なので、OQMとして は扱いにくいゾーンである。 しかし、ぜひ温泉街の雰囲気を肌で感じて頂きたいので、温泉街の中心の横落交差点の駐車場に車を置いて散策して下さい。 ク イズを置いた源泉の麻釜までは400mです。 麻釜はかつては自由に敷地内に入れたが、観光客が足を滑らせて100℃に近い源泉に落ちたという。 それ以 来柵をして地元の人しか使用できなくなっているそうです。
 
 野沢名物の外湯(共同大湯風呂)は13もあり原則的に無料で入れます が、やはり維持管理のために幾許かのお金をを箱に入れるようになっています。 できれば代表的存在の大湯で湯浴みをしてはいかがでしょう。 食事どころも たくさんあるのでお好きなところを御利用下さい。 我々は駐車場で教えてもらった蕎麦屋に入ったのだが、皆さんにどうぞとは言えるほどのものではない普通 の味わいだったので各自でどうぞ。 そうそう温泉玉子ができる設備があります。麻釜のすぐそばにある「ミニ温泉広場 湯らり」で足湯の脇に立派な茹釜があ ります。 私も持参した布袋に10個いれて茹釜に置いて付近を散策してくると温泉玉子ができていましたが、白身が半熟の温泉玉子はスプーンでなければ食べ られないということを失念していました。 なお土産物屋で売っている温泉玉子は固茹でだそうです。

清水 取材に入る直前に平成の名水百選が発表さ れて龍興寺清水が入っていた。 映画「阿弥陀堂だより」のロケ地で撮影で作られた阿弥陀堂がそのまま残っていて観光客も訪れるので、寄るつもりでいたが狭 い場所なので名水百選の龍興寺清水に変更することにした。 名称の龍興寺は現存していないがその地から湧きだすので名称になっている。 山奥でもないのに とても冷たくて美味しかった。 駐車場が狭いので少し先の余裕のある所へ車を停めて下さい。 水を汲んでいる人に聞いたら中野市内から毎週きているとのこ と、その価値はあるような気がする、近くに内山手すき和紙体験の家があるが、我が家の近くの小川和紙の同じような施設から見ると随分とささやかな施設で す。 そういえば50年余の昔品川の実家で内山障子紙を商っていた覚えがある。 その産地のことは知らなかったのだが、この地のものではと尋ねると昔は障 子紙が盛んだったということでした。 ここの物を商っていたのかとなにか懐かしく身近に感じました。

寺町 飯山は寺の町で寺巡りなどもあるのだが、今 回は黄金のトイレだけを目的にした。 昔PDQMで取材したことがある。 飯山黄金トイレは 仏壇の産地としても有名で、仏壇に金箔を貼る技術のPRとして「展示試作館奥信濃」に作ったのですが、全国でも初めてのことといって良いくらい昔なので す。 でもイメージが違うなぁと思ったら便器が新型になっていたのだった。 ここで内山障子紙を発見したが値段の高いのに驚きました。 前の通りは愛宕寺 町雁木通りといい仏壇店が軒を並べていて木製のアーケードがある。 これは雁木という雪国独特の物ですがここは新しく作り直したようで見応えがあります。  仏壇店の中にある精緻で豪華な仏壇に感嘆するが、その値段にも驚きます。

ゴールはスタートの道の駅ふるさと豊田で終わるのが早い のでご注意下さい。 最初の日は19時前でまだやっていると思っていたら真っ暗になっていた。 案内では9時から19時まで食堂は18時までとなっている のだが、いずれにしろ利用したい方は早めにどうぞ。


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