第28回 『奥日光・奥鬼怒 爽涼ドライブ 95km』  第28回は、栃木県です。      

最初に・・・

(1)次のshixpoDRは、『今後の予定』の通り、長野か福島で開催する予定だったのですが、諸般の事情で余り遠方まで出かける事が出来なかったため、3年程前に検討しお蔵入りしていたコースを急きょ引っ張り出して来ました。
このコースを引っ張り出した理由は、後程コース案内の中で・・・。

(2)コースの最後、15図先の道が17時で閉鎖されます。 クイズのOPクイズの説明にも記載していますが、途中の4CP(距離は全体の約40%消化)を13時30分には再スタートするのを目安にしてください。 クイズのQ−Nは17時を過ぎても解答できますので、後回しにしてもいいと思います。
  スタート地点は、夏休み中や紅葉の時期、混みそうな日光市内。 最寄りのIC(日光宇都宮道路の日光IC)からスタートまでと、ゴール後日光方面に帰る際(第1いろは坂を通る)が少し混むかもしれませんが、コース上は恐らく渋滞知らずだと思います。

  スタートの『日光運動公園』は、9Hのゴルフ場もある運動公園。 スタート時間が遅く、野球の試合などがあると駐車場が一杯かもしれませんが、クイズは駐車場からすぐの場所にありますので、クイズの近くに車を停めてクイズを解いてください。


  県道245号線で大笹牧場に向かう。 途中の1CPまでは直線的に登って行くが、1CPからはコーナが連続し、一気に高度を上げる。
大笹牧場へは、一般の方の多くはコマ図のS3図を直進した「霧降高原道路」を通るので、こちらの県道は交通量は少ない。特にスタート直後で朝が早いのでこの道を下ってくる車は少ないと思う。 但し、対向車にはご注意を。

  『大笹牧場』は、日光国立公園内の標高1030〜1320mにあり、関東平野を一望できる放牧育成牧場で、牧場内には、動物と一緒に遊べるふれあい施設、家族で楽しめるアスレチック、レストランなどが設けられている他、牛の乳搾りやバター作りの体験などが可能。
本当はじっくり滞在したい場所だが、先を急ごう!(笑)  
チーズケーキやプリンの乳製品やソーセージなどお土産物の種類も多いので、買いたい方はクーラーBOXなどを持参された方がいいです。


  大笹牧場から北(栗山村方面)に下る車も少ない。 下った先の県道23号線の旧道に回り込んだ地点に3CPを置いた。CPの向かいに『栗山ふるさと物産センター』がある。
栗山の物産の販売の他、手打ち蕎麦などの食事もできる。また、栗山の伝統的な食べ物「ばんだい餅」も食べられる。餅米ではなく普通のうるち米を使った餅で、固くなりにくく、粘りが弱いため食べやすい。


  3年前のコースレイアウト検討時は、県道23号線旧道を通り、6図を直進し、県道249号線から林道(馬坂林道)を通り、川俣大橋に出るコースを考えていたが、林道が通行止めになる確率が高いのと、15図先が17時で通行止めになるため林道はカットし、県道23号を進み『瀬戸合峡(川俣ダム)』に立ち寄ることにした。

  『瀬戸合峡』は鬼怒川の上流に位置し、凝灰岩が浸食されてできた峡谷。深度100mにも及ぶ切り立った岸壁が約2kmにわたり広がっている。瀬戸合峡を見ながら縫うように走っている県道23号線の旧道は、現在は通行止めになっている。7図からこの道に入るが残念ながら峡谷からは遠く離れてしまっている。 峡谷内にある川俣ダム正面に架けられた吊橋「渡らっしゃい吊橋」からは深い峡谷を眺めることができる。
紅葉の名所としても知られ「とちぎの景勝100選」に選ばれている。


  県道23号線の起点の川俣温泉から林道奥鬼怒線に入り、『女夫渕(めおとぶち)温泉跡』に向かう。
『女夫渕(めおとぶち)温泉跡』は、加仁湯(かにゆ)、八丁の湯、日光沢温泉、手白澤温泉の奥鬼怒温泉郷の入り口にあった温泉。
奥鬼怒温泉郷までは一般車は入れず、宿泊客のみ送迎がある。徒歩で温泉郷に向かう客もいるため、無料の駐車場があり、ここまでバスも来ている。
女夫渕温泉は、一軒宿の「女夫渕温泉ホテル」があったが、2013年2月の震度5強の地震で建物が大きく損壊したため休業し、2013年7月31日に廃業となり建物は解体された。 12の露天風呂が有り、その多さで有名であった。
GoogleMapストリートビューでは休業後のホテルの様子が見られる。
実は、このコースをプランした時(2013年)は、ここで日帰り温泉を楽しんでもらうつもりだった。
まさか、廃業になって建物も影も形も無くなっているとは・・・。


  林道奥鬼怒線は、5CPの先、尾瀬への入り口になっている群馬県片品村大清水までつながっているが、5CPから先は一般車は通れない。
5CPからピストンで川俣温泉まで戻り、林道奥鬼怒線で日光・光徳に抜けるが、この区間は『山王林道』と以前呼ばれていた。 
この区間の通行止め情報は、こちらを確認してください。 開催期間中通行止めがない事を願います。


  林道が終わった先に『光徳牧場』がある。
乳牛が放牧されており、絞りたての牛乳や名物のアイスクリームの他、食事もできる。クイズなどは置いていないが、時間が許すようなら立ち寄ってください。 CPの右後方の道から入ると牧場駐車場に入れます。


  9CPからは、戦場ヶ原、竜頭の滝、中禅寺湖畔を通り、中禅寺の前にある「歌ヶ浜駐車場」に向かう。 実は昨年11月まで『中禅寺』というお寺がここにあることを知らなかった・・・(^_^;; 中禅寺があるから中禅寺湖なのか、中禅寺湖があるから中禅寺なのか・・・?
天台宗の寺院で、世界遺産に登録された日光山輪王寺の別院であり、坂東三十三観音霊場の第18番である。入場料が必要なのでクイズなどは置いていない。


  歌ヶ浜駐車場にチェックポイントを置いたのは、ここから10分ほど歩いた所にある「英国大使館別荘公園」を訪れたかったから。
何故かというと、朝日新聞の土曜日版の『みちのものがたり』という連載の『いろは坂 栃木県日光市 その先に、息をのむ光景』の記事で紹介された1枚の写真を見たから。 これが、今回このコースを引っ張り出した理由です。 
本当は、昨年作成のお手伝いをした日本ロマンチック街道QRが今年も開催され、昨年より開催時期が早ければ、ここを紹介しようと思っていたのだが、今年の開催が無くなったので、shixpoDRとして作成することにした。
上記のリンク先は有料会員でないと全てを見られないので、こちらをどうぞ

  ここは、平成20年まで英国大使館として使われていたが、今年7月に一般公開されることになった。
1895年に駐日英国公使となるアーネスト・サトウは、公使になる23年前に奥日光を旅し、英字新聞に 「箱根の湖よりずっと絵のようにうつくしい」 と紹介した。 公使になった後、中禅寺湖畔に別荘を建て、ここで各国の友人と社交を繰り広げ、社交場となった。
そうしたにぎわいから、後に県が作成した観光ポスターにも使われた「夏は外務省が日光に移る」という有名なフレーズも生まれた。
隣にあるイタリア大使館別荘記念公園との共通観覧料(高校生以上300円)で見学できる。


  そして、ゴールは『半月山駐車場』。 
ここは昨年の日本ロマンチック街道QRでゴールにしたかった場所だったが、11月末で冬季通行止めになるため諦めた。
昨年11月に初めて訪れたが、それまでここから中禅寺湖の眺めが良いのだろうと思っていた。
しかし、旧足尾町にあり、中禅寺湖とは尾根を挟んで反対側にある。 このため駐車場からは、中禅寺湖は全く望めず、駐車場の真ん中に『足尾銅山観光』の大きな石碑がある。 

駐車場から20分ほど山を登った所にある「半月山展望台」からは、男体山を背に広がる中禅寺湖が眼下に望める。
(左の写真はあるHPから借用)


半月山駐車場の少し手前にある『中禅寺湖展望台』からも男体山と中禅寺湖は望めるが、試走時は残念ながら霧で男体山は見えなかった。
トイレがある場所・・・スタート、2CP、3CP、4CP、5CP、8CP、9CP
食事ができる場所・・・
                                                           2CP 『大笹牧場』↓

                                  3CP 『栗山ふるさと物産センター』↓

                  3CP〜4CP間に『そば処 瀬戸合峡』

   4CP〜5CP間に『またぎの家 熊どん』


10図手前に『湯元食堂』
13図先に多数あり

《開催要領》   
※今回は、距離計測の違いで、『ダンガンクラス』と『エンジョイクラス』を設けました。
  ◇エンジョイクラ ス:各CP間の距離を100mの位までkm単位で解答(10mの位は四捨五入)してください。
               誤差0.1km毎に1点減点です。
  ◇ダンガンクラス:各CP間の距離を10mの位までkm単位で解答(1mの位は四捨五入)してください。
               誤差0.01km毎に1点減点です。
クイズ3のボーナスクイズは、エンジョイクラス、ダンガンクラスとも共通です。どちらのクラスも解いて頂いても、パスして頂いても結構です。
減点、ボーナス点はクイズ3の説明の通りです。

尚、下記11.注意事項の(4)は、ダンガンクラスのみが対象となります。
また、優勝者には記念品をお送りしていますが、エンジョイクラスの参加者が、ダンガンクラスの参加者の1/5以上ある場合に、エンジョイクラスが成立するものとして、優勝者の方に記念品をお送りします。
1.コース: 栃木県日光市所野  『日光運動公園』 〜 足尾町 『半月山駐車場  約95km
2.試走車: 車種=スズキ SX4 (オートマチックミッション 1名乗車)
タイヤ=ダンロップ ルマン4 205/60R16
距離計測器=永井電子機器ウルトラスピードメーターMODELNo.4020(1m計測)
走行=制限速度+α(一般車の流れ) キープレフト完全グリップ
走行日=2016年 7月 24日   天候=晴れ  路面状況=ドライ
3.基準距離: スタート〜OD=5.666 km
4.開催期間: 2016年 7月 30日(土) 〜 2016年 10月 30日(日)
5.応募締切り: 2016年 11月 3日(木) 郵送の場合消印有効
6.結果発表: 2016年 11月 13日(日)予定
7.成績: 問題の解答の正誤により、誤答の場合あらかじめ決められた減点を与え、その減点合計の少ない順に順位を決める。
同点の場合は、距離誤差の少ないチームとする。
距離誤差も同点の場合は、解答提出の早いチームとする。
解答提出日も同日の場合、走行日が早いチームとする。
8.参加費: 無料
9.解答の提出: 提出方法=所定の解答用紙に記入し、郵送もしくはメールで。
郵送の場合の提出先=E−mailで、お問い合わせ下さい。


※メールで解答を頂いた場合、インターネット上の何らかのトラブルで届かない場合もあります。 解答のメールが届き、解答を受理した場合は、受理メールを返信しますので、ご確認ください。
もし、解答を送られてから1週間が過ぎても受理メールが届かない場合は、問い合わせをお願いします。

また、郵送の場合もメールアドレスの記載がある場合は、解答が届いた旨をメールでお知らせします。
10.質問等問合せ先: E−mail=Chobi-chan@mx6.ttcn.ne.jp
    メールアドレスは、先頭の「c」を小文字の「c」に訂正して下さい。
尚、質問に対しては即答はせず、回答の必要があると判断した内容について公式通知にて公開する。公式通知発行前に参加済み、又は解答提出済みの参加者がいる場合でも、考慮しないものとする。参加者はこれを了承したものとする。
11.注意事項: (1)当ドライブラリー(以下DR)に参加中に、万一、事故等のトラブルにあっても、作成者、主催者は、一切責任を負わない。
また、参加者は道路交通法及びその他の諸法令を遵守する義務を負い、社会常識等に反した行動は、断じて取らないようにする事。 参加者は、その旨を了承し、参加したものと判断する。
(2)当DRの夜間走行は、禁止する。クイズが解けません。
(3)工事や災害による通行止めがあった場合、参加者全員がその区間を通過できない場合は、その区間をキャンセルとする。1名でも通過できた場合は、成立とする。この場合、その区間の不通過者の減点は、通過者の内の最大減点とする。
(4)このコースはドライブラリープロジェクトが開催する ドライブラリー選手権に登録予定です。 このコースの結果はドライブラリー選手権の結果に反映され、 参加者のお名前と成績がドライブラリー選手権のホームページで 公開される可能性があることを予めご了解ください。
万一、お名前の掲載に不都合がある場合は、匿名での掲載とさせて頂きますので、その旨をご連絡ください。 全く掲載を希望されない方はその旨をご連絡下さい。


コマ図 チェックポイント クイズ (pdf書式)  (Excel書式 圧縮) ※pdf書式では画質が落ちますので予めご了承下さい。

コースレイアウト図  (pdf書式)

 解答用紙
  (pdf書式)  
(Excel書式 圧縮)  

公式通知  公式通知2(2016.9.14) 公式通知1(2016.8.9)



結果(確定)(pdf形式)  個人情報保護のためパスワード管理をしています。

正解と解説(pdf形式)

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