第33回 『東京・みずものがたり 114km  第33回は、東京都、埼玉、山梨県です。

最初に・・・
  日経新聞で、東京都が水道名所を選定したことを知り、そのうちの5ヶ所を巡るコースを作成しました。 その内の1ヶ所が、30年前に東京に出て来て、約4年半住んでいた近くを流れていた『玉川上水』なので、コース作成が楽しみでした。
  今回は、東京の水にまつわる資料館などにクイズを設定しています。 休館日や開館時間外には、解答できないクイズもありますので、参加日、参加時間にはご注意ください。休館日などでクイズが解けない場合でも救済はありませんので、予めご了承ください。 必然的に土日の参加になり、混雑が心配されますが、試走時(GWの前半の4月29日)の各CPの混雑の状況と、休館日の情報をまとめましたので、こちらを確認ください。 
  スタート地点は、圏央道・入間ICのすぐ近くにある『中央公園』。 ここは、2005年のshixpoDR#4『都の西北・・・。トトロの森? 103km』の時もスタート地点にしている。 狭山丘陵をコースにする時は便利な場所である。
  ODを過ぎてから狭山湖沿いの道を走る。ダートであるが締まった道なので走りやすい。
狭山湖も東京都民の水がめであるが、この辺りはトトロの森と呼ばれている様に木々が茂り、狭山湖の姿を見ることはできない。

  1CPは、多摩湖湖畔にある『狭山公園』。 水道名所【村山・山口貯水池(多摩湖・狭山湖)】については、東京都水道局のHPをご覧頂きたい。 数年前に行われた耐震工事で堤体の幅が広げられ、サイクリングをする人、散策する人がゆったりと行き違える。 第一、第二取水塔と多摩湖を眺めていると、ここでのんびりしたくなるが、先を急ごう。

  青梅街道から芋窪街道に入り、玉川上水駅に向かう。 東京に住んでいる時、国立音大の前を通り、自宅から毎日通った思い出の駅だ。 また、芋窪街道は、立川に出るときに利用したバス通りだったがいつもひどい渋滞で、立川に着く時間が読めなかった。 今は、芋窪街道の上に多摩モノレールが開通し、立川に出るには非常に便利になったと思う。
実は、モノレールが出来たから芋窪街道の渋滞も減っただろうと思い今回のコース取りを行ったのだが、モノレールの恩恵を受けられるのは人だけで、車は全く関係ない事を忘れていた・・・(^-^;  コマ図にも記載したが、10図から11図間はしばし我慢を・・・<(_ _)>  モノレールの駅も出来て、玉川上水駅の周りは大きく様変わりしていた。

  玉川上水駅から西武・拝島線沿いに走り、『見影橋公園』に2CPを置いた。 玉川上水沿いの道を走っても、玉川上水の流れを見ることが出来ないので、公園の駐車場に車を置かせてもらい、すぐ近くにある見影橋から水道名所【玉川上水】の流れを見て頂く。
この玉川上水を開削した「玉川兄弟」については、3CPの『羽村市郷土博物館』に展示があるので、ご覧頂きたい。
途中のコマ図12図の右折地点が、7時から9時の間右折禁止なので注意!

  3CPの『羽村市郷土博物館』に向かうが、途中少し回り道をして横田基地の側を通る。 試走時にはいなかったが、もしかするとオスプレイを見ることが出来るかも・・・?
水道名所【羽村取水堰】のすぐ側にCPを置きたかったが駐車できる場所が無いので、『羽村市郷土博物館』にお邪魔することにした。 あまり大きくない駐車場は、羽村市郷土博物館のものだが、止まっている車はほとんどが多摩川に遊びに来ている人たちのものだった。 多摩川の河原を羽村取水堰の側まで歩いてもらってから、クイズの答えを求めて羽村市郷土博物館を見てもらう設定とした。 博物館内の撮影許可と、HPへの写真掲載の許可はもらっていますが、クイズや博物館内の展示に関して、博物館の方に質問などは決してしないでください。

  ここから、源流を目指して多摩川沿いを走る。 多摩川沿いの道は、どうしても国道、県道中心になってしまうが、ご容赦願いたい。その分、最後の林道が楽しいです!
  吊り橋からの秋川渓谷の眺めを楽しんでもらおうと『寒山寺駐車場』に4CPを置いたが、何と駐車場が満車・・・。しばらく空きを待ったが、場所柄すぐに帰る人はおらず諦めて、クイズも置かずそのままスルーするチェックとした。 皆さんが参加された時、駐車できるようでしたら、是非、秋川渓谷の眺めを楽しんでください。

  古里駅前に出る手前で県道から外れ、奥多摩町の無料駐車場前に5CPを置いた。 5CPの少し手前には、ラフティングやキャニオニングが楽しめる「スプラッシュ東京」がある。 看板などが出ていないが、人気の場所らしい。 24図の橋を通過する際、多摩川を望むことが出来る。かなり川幅が狭くなってきた。

  ショートチェックで『白丸ダム』に6CPを置いた。ここには、多摩川を遡上する魚のために魚道がある。 クイズにしたが、魚道に降りる螺旋階段が凄い! 螺旋階段を降りて、多摩川を横(水中)から見て欲しい(試走時は、残念ながら魚の姿は見えなかったが)。
夏休みになると毎日見学できるが、それ以外は、土日しか見学できないので注意! 開館予定表はこちら
  
  現在の青梅線の終着駅の奥多摩駅の少し先から、『奥多摩むかしみち』を走る。 道幅は狭く、ウォーキングを楽しむ人も多いので、微速前進でお願いしたい。 途中、小河内ダム建設のために敷設された専用鉄道の遺構も見ることが出来る。

  【小河内貯水池(奥多摩湖)】湖畔にある『水と緑のふれあい館』に7CPを置いた。 試走時はイベントも行われていて、駐車場は一杯で、約300m先の駐車場に車を停めて、湖畔をしばらく歩いた。

  旧小河内小中学校前に8CPを置いた。小河内ダムの建設によりダム湖の底に沈んだ小河内の村から、昭和32年(1957年)にこの地に移ったが、平成16年(2004年)に廃校になった。 今は、「奥多摩フィールド」として、映画の撮影や研修等多目的に使われる場として活用されている。 立ち寄りの可否を問い合わせたが、平日ならいいとの返事だったので、諦めた。 木造の校舎から子供たちが遊んだであろう運動場を見ろしている時計は、8時34分で止まったままであった。 最後の日の始業時間に事切れたのだろうか・・・?  運動場からは、木々が茂り、多摩湖の湖面を望むことはできなかった。

  休息を兼ねて、丹波山村にある『道の駅たばやま』に9CPを置いた。 ここは日帰り温泉もあり、15時過ぎに着いたのだが、駐車場に入るのにしばらく時間を要した。
日帰り温泉に向かう途中にある吊り橋から見る多摩川は、水量も少なく、せせらぎが聞こえてきそうである。
丹波山村には、できた当時(1990年)日本一の長さだったローラー滑り台がある。 東京に住んでいる時で、新聞でそのことを知り、子供たちを連れて滑りに来た覚えがある。 懐かしい・・・。

  更に多摩川の上流にさかのぼり、途中から林道・一ノ瀬線に入り、【水道水源林】の中を走る。 この林道、管理者は何と東京都である。 東京の水源の森を管理するための道であるからだろう。
Googleストリートビューの画像も無いので、どんな道だろうと思っていたが、何と、良い道! 途中、キャンプ場も民家もあるため、路面の状態も良く走りやすい道だった。 単調な国道、県道でたまった鬱憤を晴らしてください。
その分対向車も多く、林道を走り慣れていない人が多いのか、離合に苦労する場合もあったので、十分に注意してください。
但し、犬切峠を過ぎて、下りになると一気に路面が荒れてくるので、速度は控えめで!
10CPの少し先に、多摩川の源流までの登山道の入り口がある。 流石に車では行けないので、源流に関するクイズを2問設定した。 クイズを通して、多摩川が始まる1滴目に思いを馳せてください。

  ゴールは、【水道水源林】を管理していると思われる『東京都水道局落合出張所』を考えていた。 試走時、駐車場の入口も開いていて入れたのだが、後日問合せをしたところ、一般人が立ち寄る施設ではないとの事なので、手前のコマ図内の電柱とした。 中途半端な終わり方になってしまった・・・(^-^;

  ゴール後の帰路は、国道411号線を左折して青梅まで出て圏央道を利用するか、右折して塩山市に出て勝沼ICから中央道を利用することになると思います。 9CPの道の駅たばやまの手前を右折して、小菅村から大月に抜けるルートもあります。 
東京都水道局落合出張所の向かいにある『源水館』で一泊するのもいいかも・・・? 皆さんの好みでどうぞ。
トイレがある場所・・・
スタート、1CP、2CP、3CP、4CP、6CP、7CP、9CP
食事処・・・
7CP(『奥多摩水と緑のふれあい館内のレストラン)、9CP(道の駅たばやま内軽食堂)
※いつもの如く、食レポはありません・・・<(_ _)>
≪コースレイアウト≫

《開催要領》   
※今回は、距離計測の違いで、『ダンガンクラス』と『エンジョイクラス』を設けました。
  ◇エンジョイクラ ス:各CP間の距離を100mの位までkm単位で解答(10mの位は四捨五入)
              してください。     誤差0.1km毎に1点減点です。
  ◇ダンガンクラス:各CP間の距離を10mの位までkm単位で解答(1mの位は四捨五入)
              してください。     誤差0.01km毎に1点減点です。
      
尚、下記11.注意事項の(4)は、ダンガンクラスのみが対象となります。
また、優勝者には記念品をお送りしていますが、エンジョイクラスの参加者が、ダンガンクラスの参加者の1/5以上ある場合に、エンジョイクラスが成立するものとして、優勝者の方に記念品をお送りします。
1.コース: 埼玉県入間市『中央公園』 〜 山梨県甲州市塩山一ノ瀬高橋 『東京都水道局落合出張所』近く  約114km
2.試走車: 車種=スズキ SX4 (オートマチックミッション 1名乗車)
タイヤ=ダンロップ ルマン4 205/60R16
距離計測器=永井電子機器ウルトラスピードメーターMODELNo.4020(1m計測)
走行=制限速度+α(一般車の流れ) キープレフト完全グリップ
走行日=2018年 4月 29日   天候=晴れ  路面状況=ドライ
3.基準距離: スタート〜OD=5.312 km
4.開催期間: 2018年 5月 19日(土) 〜 2018年 8月 19日(日)
5.応募締切り: 2018年 8月 23日(木) 郵送の場合消印有効
6.結果発表: 2018年 9月 2日(日)予定
7.成績: 問題の解答の正誤により、誤答の場合あらかじめ決められた減点を与え、その減点合計の少ない順に順位を決める。
同点の場合は、距離誤差の少ないチームとする。
距離誤差も同点の場合は、解答提出の早いチームとする。
解答提出日も同日の場合、走行日が早いチームとする。
8.参加費: 無料
9.解答の提出: 提出方法=所定の解答用紙に記入し、郵送もしくはメールで。
郵送の場合の提出先=E−mailで、お問い合わせ下さい。


※メールで解答を頂いた場合、インターネット上の何らかのトラブルで届かない場合もあります。 解答のメールが届き、解答を受理した場合は、受理メールを返信しますので、ご確認ください。
もし、解答を送られてから1週間が過ぎても受理メールが届かない場合は、問い合わせをお願いします。

また、郵送の場合もメールアドレスの記載がある場合は、解答が届いた旨をメールでお知らせします。
10.質問等問合せ先: E−mail=Chobi-chan@mx6.ttcn.ne.jp
    メールアドレスは、先頭の「c」を小文字の「c」に訂正して下さい。
尚、質問に対しては即答はせず、回答の必要があると判断した内容について公式通知にて公開する。公式通知発行前に参加済み、又は解答提出済みの参加者がいる場合でも、考慮しないものとする。参加者はこれを了承したものとする。
11.注意事項: (1)当ドライブラリー(以下DR)に参加中に、万一、事故等のトラブルにあっても、作成者、主催者は、一切責任を負わない。
また、参加者は道路交通法及びその他の諸法令を遵守する義務を負い、社会常識等に反した行動は、断じて取らないようにする事。 参加者は、その旨を了承し、参加したものと判断する。
(2)当DRの夜間走行は、禁止する。クイズが解けません。
(3)工事や災害による通行止めがあった場合、参加者全員がその区間を通過できない場合は、その区間をキャンセルとする。1名でも通過できた場合は、成立とする。この場合、その区間の不通過者の減点は、通過者の内の最大減点とする。
(4)このコースはドライブラリープロジェクトが開催する ドライブラリー選手権に登録予定です。 このコースの結果はドライブラリー選手権の結果に反映され、 参加者のお名前と成績がドライブラリー選手権のホームページで 公開される可能性があることを予めご了解ください。
万一、お名前の掲載に不都合がある場合は、匿名での掲載とさせて頂きますので、その旨をご連絡ください。 全く掲載を希望されない方はその旨をご連絡下さい。


コマ図  チェックポイント  クイズ (pdf書式)  


 解答用紙
  (pdf書式)  
(Excel書式)
  

公式通知 公式通知−4(2018.06.22) 公式通知−3(2018.06.03) 公式通知−2(2018.05.28) 公式通知−1(2018.05.21) 


結果(確定)(pdf形式)  個人情報保護のためパスワード管理をしています。

正解と解説(pdf形式)

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