第7回 『筑波山麓&川縁ドライブ 92km』 第7回は、茨城県です。      

仕事先での週半ばの休日、何して過ごそう? 風の巡礼も開催コースが無いし、コース作成に行くしかない?
でも全くコースレイアウト案が無い・・・。どうしよう? 
『yahooドライブ』の「ルート探索」が決めたコースを走るのはどうだろう?
ひとまず、手元にあった茨城県のタウン誌にあった、「ダチョウ牧場」(石岡)、「ビアスパークしもつま」(下妻)、「自然博物館」(岩井・現坂東)を出発点、中継点、到達点にして探索した結果がこちら
おろ?筑波山の北側を通らせるんや? 意外と面白いコースが出来そうやな? 
と、この検索結果をベースにレイアウトしたのが今回のコースです。
結果的には上の各スポットは全く立ち寄らないレイアウトになってしまいましたが(笑)
最終のコースレイアウト図はこちら。 クイズにもなっているので、一度見てやって下さい・・・m(__)m


では、今回のコースを紹介します。

 スタートは、常磐道・千代田石岡ICから近い『恋瀬橋ロードパーク』。 無料になった石岡道路を通りODに向かう。途中筑波山が綺麗に見える。この日は薄っすらと白くなっていた。

 「ダチョウ牧場」が9時開園で時間的に立ち寄っても面白くなさそうなのでパスし、朝が早い牧場をODにした。 実はこの牧場、第5回shixpoDRで前を通っているが、この時は牧場の存在に全く気が付かなかった。 あるキッカケで最近ここの存在を知ったので、ODにする事にした。 
 ご主人は元々獣医さんで、牧場を継ぐことになった時、牧草作りから始めたそうです。良い餌を食べれば良い牛になって、その牛から採れる乳も良い乳になるとの考えだったそうです。 事実、ここで作っているヨーグルトは激ウマです!(牛なのにウマ?って言う突っ込みは無しで) 私は余りヨーグルトが好きな方では無いのですが、ここのヨーグルトはすんなりと食べられます。 是非、保温バックと保冷材を準備して参加して下さい(勿論、牧場でも保温バックは買えます)。 実は、今回のコースはここを紹介したいのが1番の目的だったりします。
もう1つ、驚く事があります。それは例の牛舎の臭いが全くしない事です。 ホントに間近まで近づくと少し臭いますが、牧場に入っただけでは全く無臭です。ご主人が作り出された餌の為だそうです。これも是非体感して下さい。 牧場の名前は、石岡鈴木牧場です。 ODから少し先にあるこげ茶色の建物の裏に回りこむと事務所があり、そこでヨーグルトを購入できます。生産数が少ないので売り切れの場合もあります。 通販でも購入できますがかなり割高になっています。(ご主人には、了解を得ていますが、非常識な時間の訪問など、迷惑を掛けるような行為は止めて下さい)

 田舎道を走って、1CPは「ギター文化館」。立地条件から個人のコレクションか何かを展示している様な建物だろうと思っていたら、なんと立派なものでした。開館が10時からと遅く、入館料が300円必要なので館内に問題など設定していない。但し、入館料には珈琲代が含まれているので、遅いモーニング珈琲を味わいたい方はどうぞ。

 八郷に入り(八郷も石岡になってしまいました)、小さな古墳に2CPを置いた。ここの古墳、よく耳にする『前方後円墳』ではなく、『前方後方墳』。また城として使われていたようで、周りに堀のような窪地がある。

 3CPは、東筑波ユートピア。 第58回PDQM(1990.03月号)の『早春の筑波山・100Km』でもCPになった事があり、クイズも同じ場所に設定した。 3CP近くにあるお寺の本堂からは天気が良ければ霞ヶ浦から鹿島灘まで望めるらしい。試走時は残念ながら見えなかった。

 上曽峠を越えて真壁に入る。真壁も合併で桜川市と言う名前に変わった。群馬での合併は、大きな市に周辺の町村が吸収されるパターンが多いが、茨城は対等合併なのか全く名前を変えてしまうパターンが多い。その為市名を聞いても何処なのかサッパリ判らない。 真壁もそうだし、後に通る石下(現常総市)も、ゴールの水海道(現常総市)もサッパリ判らなくなってしまった。 特に個人的には「水海道」と言う地名が好きだったので、非常に残念に思っている。 30図先から水海道の市街地を通るが、「みつかいどう」と書かれた大きな標識が目に付く。一部町名に「水海道」が残っているようだが、地元の人も市名が変わってしまった事を嘆いているのではないだろうか・・・?

 上曽峠を下るとすぐに石屋さんが出てくる。真壁と言えば御影石の加工が有名であるが、真壁城址もあり(コマ図11図の右手に見える)、また多数の建物が国の登録有形文化財に登録されている古い町並みも残っており、歴史を感じさせる。 今回のコースは町並みの中を通らないが、時間があれば車を11図にある駐車場に置いて、ゆっくり探索されても良いだろう。

 私の目的は、ある意味歴史を感じさせる、真壁駅跡を訪ねる事だった。 第2回shixpoDRでも旧関東鉄道・筑波線の常陸小田駅跡を訪ねたが、小さな駅跡だった。 今回の真壁駅は真壁町の中心駅であったので、広い駅前広場や広い構内跡が残っている。今となっては非常に空しさを感じる空間であるが・・・。
駅前広場は、今は代替バスの転回場になっているが、その光景が見られるのは一日3回だけである。

 ※上曽峠の真壁側は凍結しやすい箇所の様なので、関東平野部でも雪が降った場合は注意して下さい。

 第58回PDQMのコースでもCP、クイズが置かれた加波山神社(下社)にショートチェックで5CPを置いた。 私がここに来たのは5年前であるが、下社本殿が様変わりしていた。 立派になったと言うか、何か俗っぽくて有難味を感じない様な雰囲気を感じる。偶然いた宮司さんに背中から「お邪魔します」と声を掛けたのだが、タバコを吸って本殿を見上げたままで振り向きもしなかった事も、印象を悪くしているのかもしれない。 クイズにした石碑の文面も何か「金金亡者」を感じるのは私だけだろうか・・・。 おまけにキセル神社は、平日しか開いておらず、大きなキセルを久しぶりに見る事は出来なかった。

 再スタート後、14図先から前方に富士山が見える。 DWR39の「富士見峠」では富士山の頭しか見えないが、ここは綺麗に見える。関東平野を感じる風景である。

 流れの良い県道で筑紫湖に向かう。ここに6CPを置いた。ここは人造湖である事は判っていたが、現地の説明を読んで『へー』と仰天した。 何に驚いたかは現地で確認して下さい。

 6CPからは林道で、第2回shixpoDRでCPを置いた「がま公園」に抜ける。 第2回の時にコース案内で、『3CPから延びる気持ちよさそうな林道に背を向けて山を下る。』と紹介した林道である。 みかん園を抜けた後は、眺望は余り効かないが上空が開けた明るい道である。後半はまた富士山が見え、眺望が効いてくる。
 また、ここは梅の名所でもあり、試走後調べたら何と梅のシーズンの1ヶ月間が通行止めになるらしい・・・。 申し訳ないですがこの期間は開催期間から外し、2部制の開催期間とさせて頂きます・・・m(__)m

 筑波山麓を後にして、「川縁」を目指して県道を走る。 千代川村(現下妻市)に入り、小貝川沿いの道に入る。入ってすぐに8CPを置いた。 道幅は狭いが所々退避スペースもあり離合には困らないと思う。
 この小貝川今は静かな流れに見えるが、結構暴れ川だった様である。 その名残りをクイズにした。また、三日月湖をそのまま釣堀公園にした吉野公園の近くに9CPを置いた。 この辺り桜が綺麗な様で、シーズンには桜を見ながら走れると思う。

 9CP先から川沿いの道が「河川管理用道路」になり、一般車の通行が制限されている(地元の人は平気で通っているが・・・)。この為一度県道に下りて次の目的地の福岡大堰に向かう。 福岡大堰を渡った先にある「福岡堰さくら公園」前に10CPを置いた。 ここも桜の名所で、小貝川沿いに桜が満開になる。 シーズンは混むと思われるので注意して欲しい。

 国道354号を走り水海道の市街地に入る。入るすぐ手前で踏み切りを渡るが、こちらは今も現役の関東鉄道・常総線である。 かなり以前、終点の取手駅の車止め(駅の壁)に突っ込む事故があった事を今でも覚えている。取手で乗り換え、常磐線で都心に出る人たちがかなり乗っていた。 今ではつくばエクスプレスの開業で、単線で輸送効率が悪い常総線を使う人は減っているのではないかと思う。

 水海道の市街地に入ると、スタイルの良い美人を見る事が多い。 水海道も群馬・大泉と同様に日系ブラジル人が多い街である。水海道駅前にはブラジルの食料品などを扱うお店がある。 脇見運転は禁物だが、信号待ちの時など周りを見回して見てはどうだろう?(笑) 市街地を抜けるので信号待ちする事も多いので、美人探しで待ち時間を過ごすのも手かも・・・。

 国道を離れ県道に入り、水海道GCの脇を入る。 ここは名門ゴルフ場である。 一度だけ行った事があるが、来客者駐車場に屋根が付いている。 そう黒塗りの車用で、ご主人が戻るまで車を磨きながら待っている運転手のためである。 我々の普段から雨ざらしの車には全く無用のものであった(笑)

 ゴールは、当初プランでは『あすなろの里』に置き、そこから菅生沼に架かる「ふれあい橋」を歩いて渡ってもらい、自然博物館に行ってもらう考えだったのだが、両方に入る入場料が必要で、あすなろの里の閉門時間が4:30とかなり早いためキャンセルした。
 クイズだけ設定するつもりだった一言主神社をゴールとした。 ここはいつぞやのPDQMでCPが置かれたらしいが、私は把握できていない。 この近くにある『ハーブハーモニーガーデン』に家内のお伴(運転手)として何度か来た事があるので、一言主神社の看板は見た事があったが、訪れるのは初めて。 周辺に大きな駐車場もあり立派な神社である。




1.コース: 茨城県石岡市『恋瀬橋ロードパーク』 〜 茨城県常総市(旧水海道市)『一言主神社』  約92km
2.試走車: 車種=スズキ スイフト (マニュアルミッション 1名乗車)
タイヤ=ブリヂストンPlayz 185/60R15
距離計測器=永井電子機器ウルトラスピードメーターMODELNo.4010(1m計測)
走行=制限速度+α(一般車の流れ) キープレフト完全グリップ
走行日=2008年12月26日   天候=晴れ  路面状況=ドライ
3.基準距離: スタート〜OD=6.501 km
4.開催期間: 第1部:2009年 1月 17日(土)〜2009年 2月 20日(金)
第2部:2009年 3月 23日(月)〜2009年 5月 17日(日)
※2月21日から3月22日まで、梅まつりのためコースの一部が通行止めになります。
5.応募締切り: 2009年 5月 23日(土) 郵送の場合消印有効
6.結果発表: 2009年 5月 31日(日)予定
7.成績: 問題の解答の正誤により、誤答の場合あらかじめ決められた減点を与え、その減点合計の少ない順に順位を決める。
同点の場合は、解答提出の早いチームとする。
提出も同日の場合は、距離誤差の少ないチームとする。
更に同点の場合、解答発送(消印またはメール発送)の早いチームとする。
発送も同日の場合、走行日が早いチームとする。
8.参加費: 無料
9.解答の提出: 提出方法=所定の解答用紙に記入し、郵送もしくはメールで。
郵送の場合の提出先=E−mailで、お問い合わせ下さい。
10.質問等問合せ先: 携帯TEL=090−8174−6781
または、E−mail=chobi-chan@mx6.ttcn.ne.jp (なるべくメールで)

    メールアドレスは、先頭の「c」を小文字の「c」に訂正して下さい。
尚、質問に対しては即答はせず、回答の必要があると判断した内容について公式通知にて公開する。公式通知発行前に参加済み、又は解答提出済みの参加者がいる場合でも、考慮しないものとする。参加者はこれを了承したものとする。
11.注意事項: (1)当ドライブラリー(以下DR)に参加中に、万一、事故等のトラブルにあっても、作成者、主催者は、一切責任を負わない。
また、参加者は道路交通法及びその他の諸法令を遵守する義務を負い、社会常識等に反した行動は、断じて取らないようにする事。 参加者は、その旨を了承し、参加したものと判断する。
(2)当DRの夜間走行は、禁止する。クイズが解けません。
(3)工事や災害による通行止めがあった場合、参加者全員がその区間を通過できない場合は、その区間をキャンセルとする。1名でも通過できた場合は、成立とする。この場合、その区間の不通過者の減点は、通過者の内の最大減点とする。

※次の(4)項は、2009年1月11日現在、ドライブラリー選手権の2009年シリーズが開催されるか不明ですので、今時点では無視して下さい。 開催が決定され次第、登録を申請します。
(4)このコースはドライブラリープロジェクトが開催する ドライブラリー選手権に登録しております。 このコースの結果はドライブラリー選手権の結果に反映され、 参加者のお名前と成績がドライブラリー選手権のホームページで 公開される可能性があることを予めご了解ください。
万一、お名前の掲載に不都合がある場合は、匿名での掲載とさせて頂きますので、その旨をご連絡ください。 全く掲載を希望されない方はその旨をご連絡下さい。


コマ図  (pdf書式)  (Excel書式 圧縮)    ※pdf書式では画質が落ちますので予めご了承下さい。

チェックポイント  (pdf書式)  (web書式 1ページ) (web書式 2ページ)

クイズ  (pdf書式)  (web書式 1ページ) (web書式 2ページ) (web書式 3ページ)

解答用紙  (Word書式 圧縮)  (web書式)

公式通知  公式通知 1(2009.1.24)

結果(pdf形式です)

解答(pdf形式です)

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