[NEXT・INPLAS杯 OQM2009 シリーズ 第4戦]

尾 針得介の元祖クイジーマップ OQM-39
秋・ 高ボッチと諏訪大社ドライブ 95km

終了しました。


参加方法と規則   走り方

OQM2009コー ス全体図公式通知正解結果賞品参加者の声
CP図:ペー ジ1ペー ジ2ペー ジ3
クイズ:ペー ジ1ペー ジ2ペー ジ3ペー ジ4 

aibaworks今回は同じ信州でもあまり知られていない 地域を巡ってみた。スタートしてすぐに「アイバワークス」の看板を見つけた。 社長の相場計人は40年前のラリー全盛期に地下足袋スタイルで松本から参戦 していた名物ラリーストで、PDの取材など、いろいろと世話になったものです。 大きな工場を作ったという事は本人から聞いていたが、来る機会がなかった ので寄ってみた ら、幸いにも昔とちっとも変わらないご夫婦がいらして旧交を温める事ができた。 そjeepれ にしても聞いていた話よりもスケールが大きく工場自体も屋内でサッカーグランドが2・3面とれそうな広さで、大型トラックの特殊な装備を独占的に行ってい るのだ。 敷地内にダートトライアルコースもあるという。 そして工場内に趣味で集めた車がたくさんあるが、戦前からの歴代のジープが10数台並んでいる のは壮観だった。 今回のコースに入れられなかったのは残念なことである。

staffア シスタントはお馴染みの三宅高志さん、車は新車のように見えるシャリオグランディス、トリップはサブトリです。
 スタートはOQM5でも使用した道の駅小坂田公園にする。広い公園だがスポーツがメインでありカートコースもあるが、地場産物の売場がさほどでもないの は珍しい。

kaidankoODは塩尻の町の向こうに北アルプスの白い 山並みを眺めながら走る道のそば屋さんの敷地を少し使わせてもらうことにする。何しろこの道は走り易いので車の流れが速いのです。この道で車を止める時は 安全を確認してください。
 牛伏川沿いに上っていくと古刹の牛伏寺がある。駐車場から結構歩くことになりそうなのでパスしてさらに上ると国登録有形文化財のフランス式階段工があ る。 明治18年から30年かけて完成した石張りの水路でフランスの渓谷を参考にして階段状に堰を造り、完成以降そのままに存続している施設である。それを眺め るためか最下段に橋が架かっている。

地図ではこの先はゴルフ場に沿って道があるのだが、その 形跡もないので残念ながら同じ道を引き返すが来た価値はあったと思います。ゴルフ場の西側を通って崖ノ湯から高ボッチにhachibuse上っていく、展望はまったくないが豊かな緑 の中を走る道は爽快である。稜線に出てまずは標高1928.5mの鉢伏山に向かう。稜線を緩やかに上っていく道は高い山を走っている雰囲気はないが、谷は さすがに深く樹木もなく2000m級の山らしくなる。躓けば谷底まで間違いなく落ちる場所でレンゲツツジを撮影している人が何人かいる、カメラマンという のは危険という文字を知らないのかと思ってしまう。道路脇のスペースに駐車してハイカーが登ってくる。500円の駐車料金が惜しいのかな・・・一人当たり 100円なのにと思う。我々も鉢伏山に登らなければ、これという見所がないので入口でUターンする。
 
takabocchi 高ボッチ高原はカメラマンが大勢いたのに驚 く、皆さん高級カメラと三脚を持っていた。レンゲツツジを撮影にきているらしいが、花は咲いてはいるが一面に咲いている状態ではないのでnakasendoガッカリしているのではと思います。それに してもこれだけの人数なのにバスツアーではなく個々に車できていたのには驚きま した。 次の日にもう少し早い時間帯に下っていくと、次々と登ってくる車に遭遇する。ほとんどの車が対向車を意識しない感じでコーナーに入ってくるので、 こちらはひやひやものだが三宅さんはさすがにベテラン見事にさばいていった。それにしても昔走った時は対向車に遭った記憶はないので驚くだけです。下り きった所が中山道で江戸時代そのままの道幅のようだ。なるほどと思わせる雰囲気の施設もあったりする。

highway 予定していた林道がクローズされていて一苦 労したが岡谷トンネルの出入り口の真上を通る道を見つけて解決し、川岸から入っていく林道は新しい砂防堰が左右にたくさんある。この小さな谷になぜだろ う。さらに上り詰めた小さな峠の十字路でダンプカーが左右に頻繁に行き来していた。次の日(日曜日)は休業で通行止めの看板が立っていたので日曜日に走る 方はダンプと遭遇する事はないでしょう。峠からはフラットなsabodumダートが 1km弱あるが左の谷は砂防ダムが完成間近い姿を見せている。突き当たりの向こうも工事中の砂防ダムがあった。い ずれも小さなダムであるが、このような光景は初めて見た。不思議な感じです。田中前長野県知事がダム工事をストップしていたその反動でこんなにダムができ て いるのかなと思ったりする。それはともかく現場の工事事務所で尋ねると通行止めにはならないとのことで安心する。

SuwaSA  中央自動車道下り線の諏訪湖SAはハイウエイ温泉諏訪湖があるためか外から入場できるように入口に看板があった。しかし、そのための駐車スペースがないと いう設計ミス?のためか通路は温泉客の車でスペースが空いていない。外の道も従業員の車が駐車している。でも何とか駐車はできます。このSAは人気があり いつも混雑している。国際化していると見えて数ヶ国語でガイドしている。昔は九州でよく見掛けたものですが信州suwaも そうなっているのですね。ここで食事をするのは軽食コーナーのほうがバラエティに富んでいていいと思います。出店が幾つもあって楽しいが、わらび餅の店で おおきな器の透明な蓋に「試食ではありません」と貼紙がしてある。これは蓋を勝手に開けて試食するだけでなく鷲掴みして持って行く人もいると嘆いていた。 信じられないが事実なのである。寂しい話でもある。

松茸山有賀峠は広くなって走りよくなり走る車も多 くなっていた。峠で左折すると静かな山道になりほっとする。気持ちよく走っていくと後山の集落に入る。珍しい事に薪を綺麗に積み上げている家を見掛ける。 この後山地区は松茸の有数な産地でここのほとんどの家が松茸を出荷しているという。CPの前の松茸山荘ではシーschoolズンには松茸料理をいただくことができま す。コースで7千円から1万3千円とのことです。集落の外れに古びた校舎があっ た。自然崩壊を待っているような感じで、中も荒れ放題で教材などが放置されたままになっているが、3階の一番奥の教室は綺麗になっていて黒板に「上手な絵 以外は消します」と書いてあるということはまだ活用しているのかとも思います。それにしても山の中にしては大きな校舎です。

matsuo林道の入口にいらした年配の女性に抜けられ ますかと、あまり当てにしないで尋ねたら少し砂利道があるが藤沢へ出られますといわれた。本当は運転できない女性に道を聞いても無駄なのだが、今回は当た り!でありがたかった。その松尾峠を経て杖突街道に抜ける林道にはいると茸など山菜を取ることを禁ずる看板がやたらにある。辺り一帯が松茸山なので松茸ド ロボーに敏感になっているのだ。松茸シーズンに参加する方はくれぐれも間違えられないように気をつけてください。今までは広島が日本一の産地だったのだ が、温暖化のためか現在は長野が日本一で、標高1000mのこの辺りは松食い虫の被害もなくたくさん採れるそうです。

tougenochaya林道を抜けるとバイパスのような立派な道 があって一瞬どこへ出たのか判らなかった。そこから松尾峠を越えて杖突街道の藤 沢へでた。昔、随分走った懐かしい道のはずだが、まったく見覚えのない道になっていた。杖突峠も雰囲気が変わっている、当然のことですね。少し下った所に 峠 の茶屋が昔のようにあった。様子は少し違っているが思い出深い所である。( 峠の茶屋は、今や美人ママさん達が迎えてくれるオシャレな喫茶店ですね。  チーズパンがお勧め。:同行者追記 ) 40年前にJMCのチャンピオンラリーでここに最終CPがありここから東京の芝公園にある東京プリンスホテルの ゴールまで約200kmをオンタイム走行に徹して走った。高速道のない20号線を40km/hぐらいの指示速度を維持して200kmも走るといというのは つらいものです。参加車が芝公園の横に溜まっていて時間調整をしている間に何分でチェックインするか(当時は分計測)侃々諤々と話し合っていたが、我々は 自分のタイムで自信を持ってはいったら見事に優勝となったのは我ながらよくやったと記憶に残るラリーになっています。

suwa1 御柱祭りで有名な諏訪大社上社本宮はとても 立派な神社で参拝者が多く賑わっている。素晴らしい社殿が幾つもあるが本殿はなく後の山が御神体なのです。祭神の建御名方神は出雲の大国主命の息子で出雲 族が天照大神に国譲りした時に反対して諏訪のこの地にきて国を造ったといいます。父親の大国主命suwa2の 社もあります。昔、取材した時に社殿で結婚式をしていました。厳かな雰囲気で素敵でした。挙式料は4万円と聞いて驚いたことを覚えています。今回も挙式し ていて巫女さんに聞くと5万円とのことで余りにも安いので感心しました。さすがは諏訪大社とてもおおらかですね。


 今回のコース、景色の良い高原道路、旧街道、山村林道、諏訪湖を望む峠道と楽しい道をつなぐことができました。 開催時期は実りの秋、松茸だけでなく、 美 しい風景も味わって下さい。

OQM コース情報ページ