第16回 『第26回PDQM完結ドライブ+旬なモノ 133km』 第16回は、新潟県です。      

  数年まえから、『第26回PDQM 日本海・弥彦米山』(1987年7月号)のコースを走り、リメイクしてコースにしたいと思っていました。 コース前半にあるダートの国道や県道がどうなっているのかが気になっていました。 ただ、後半の淡々と日本海沿いを走る道が、当時は雰囲気のある1車線道路だったかもしれないが、今では立派な国道になって、単調なドライブになるのではないかという心配が、試走に行くことを躊躇わせていました。 昨年までコース作成予定に入れていましたが、今年消去したのはこう言う理由もあります。

  今年になって数ヶ月過ぎた頃に、このコース上やコースの周辺に、『今旬なモノ(物、者、事)』がある事を知り、第26回のコースをベースにレイアウトを始めました。 その途中、第26回PDQMはそのタイトルが『日本海・弥彦米山』なのに『弥彦』に足を踏み入れる事無く『寺泊』で終わっている事に気が付き、また、尾針さんがコースとして考えていた道が工事で通行止めだったり、距離が伸びることで諦めた場所がある事が判り、第26回PDQMは未完だったのではないかと思い始めました。

  旬なモノを取り入れ、未完の第26回PDQMを完結させるためのコースとしました。 その為、今回は距離が長めで、クイズもいつも通りにありますので、いつもより時間が掛かるかもしれません。 でも、ゴール地点は夕日が綺麗な場所ですので、少し遅くなる位の方が良いかもしれません。

第26回PDQMは、こちら(PDF)。 但し、PD誌のオリジナルは持ち合わせておらず、「遊遊ラリードライブ Vol.1」です。
  ※今回の訪れる場所については、PDQMのコース作成記をそのまま流用させて頂く事とする。その部分は、青字で示します。


  スタートは、小千谷IC。 第26回PDQMでは、路上がスタートラインだが、当時は国道291号線の桜町トンネルが未開通で通行量が少なかったのだろう。 流石に、今は許されないので、脇道に置いた。トイレなど無いので、予め済ませておいてください。

  小国峠へ上る県道は狭い。ガードレールもなく、そのうちにダートになった。これは厳しすぎるかなと思ったが、すぐに舗装になってホッとする。しかし、あいかわらず狭いので、慎重にドライブする。
≪ODまでは片側1車線の良い道になっている。ODの先は当時のまま狭いが、流石にダートは残っていなかった。 PDQMではODが置かれたトンネルは、雪よけシェルターの形が変わっている。写真の位置に停まっていると、老夫婦の乗った軽四が元気よく追い越して行った。≫
※青線囲みの写真は、カーソルを乗せると、PDQM時の写真になります。

 小国峠のトンネルの入り口は、雪よけシェルターに覆われているが、入ってすぐに本来のトンネルの入り口がある。石積みの古いトンネルである。


  芝ノ又から八王子へ出てタイトコーナーの続く峠を越えようとしたら、工事で通行止めになっていた。残念ながら、今回はキャンセルする。しかし、子抱き石仏が素敵だったので、問題Aを設定しておいた。
≪今回は、工事もなく通過できた。八王子の村に抜ける小さな峠には、立派なトンネルが出来ていた。勿論旧道を通る。 また、子抱き石仏はかなり風化(痛み?)が進んでいる様である。≫



  まだ雪に覆われている米山の姿が美しい。その米山の裾を通る県道に入る。これがまた狭いダートで、まるで農道だ。県の土木事務所で調べてもらったら、ジープなら通れるとのことだったが、われらが恵子さんは超安全運転で下を打たずに通過した。
≪遊遊RDの写真の説明文にも『まだダートが残っているかどうか』とある・・・。それから20年、相変わらず道幅は狭い。流石にここもダートは残っていないだろうと高をくくって先に進むと、何と!残っていましたダート!900m弱と僅かだが、ダートがあります。≫



  ダートが終わって少し行くと、北陸自動車道の高い橋が目に入る。その先に青い海を風景にした真っ赤な高い橋脚の米山大橋が現れる。このすばらしい眺めは国道を走っていると、気づかずに過ぎてしまう。
≪PDQMでは米山大橋の下を通り、国道に出てしまうが、今回は某TVドラマのロケにも使われた「青海川駅」に立ち寄る。ホームから見る日本海は、夕日の時間で無くても綺麗で、狭いダートを走って来た疲れが吹き飛ぶ。≫



  米山大橋の下から国道に出ると、ちかごろ話題の大壁画で有名な日本海鮮魚センターがある。また雑学コレクションの”とんちん館”などもあり、チョイとしたレジャー基地という感じだ。
≪日本海鮮魚センターの壁画もかなり色あせているように思う。 ”とんちん館”は既に無く、道の駅「風の丘米山」も何処が道の駅?という雰囲気で、鮮魚センター以外は完全に寂れている。≫


  鯨波は海水浴場のほか何もないが、実物大(?)の鯨が国道沿いに出現して、鯨波の存在感を主張している。
≪実物大の鯨は綺麗に化粧直しされまだ残っている。今でも海水浴シーズンになると、この辺りは賑わうのだろうか?≫

  柏崎市内をさけて、山の方を回り、西山町の田中元首相のお屋敷を見学して・・・と思ったが、距離ばかり延びても、めぼしいものがなくてはと思い、やむなく大幅にカット。海岸線を北上することにした。
≪柏崎刈羽原発まで、PDQMと同じルートを走る。信号は多いが流れは良い。≫

  柏崎刈羽原子力発電所はスケールが大きすぎ、その全容は外からうかがい知ることはできない。しかし隣接する東電サービスホールでその情報を知ることができる。入り口にチェルノブイリ原子力発電所事故のパンフレットが置いてあり、安全性についていかにシビアになっているかを感じとることができた。
≪今は、福島原発の状況と、柏崎刈羽原発の「津波」に対する取組みに関する展示とパンフレットがある。当時、日本でも同様の事故が起きるとは誰も思っていなかっただろう・・・≫



  第26回PDQMでは、寺泊まで長い海岸線を走る。とコース案内されているが、今回は5CPから山の方に回ることにする。 PDQMでは見学出来なかった場所にも立ち寄る事にする。

  通称西山林道(複数の林道がつながっているようだ)を走る。物見山までは結構きつい上りで、草が茂った上にカーブミラーもなく走りにくいが、物見山を過ぎると軽いアップダウンを繰り返し、道幅も広くなり走りやすくなる。 所々視界も開け、左手は日本海、右手は長岡の市街地や信濃川も望める。 当時は、ダートだったし、尾針さんも走りたかったのでは?(笑)

  出雲崎は良寛ゆかりの古い町で、歴史の名残りを街角で見かける。海と山にはさまれた細長い街並みは、同じような構えの家がどこまでも続く、印象的な町だ。
≪細長い街並みと特徴ある家並みは今も残っている。≫





  佐渡と青い海と空を眺めながら、海岸線の国道402号を走る。23図から旧道に入るが、PDQMの当時はこれが国道だったのだろう。


  寺泊水族博物館は、こじんまりとしているが、見ごたえがあっていいところだ。ウーパールーパーがひっそりといた。
≪ウーパールーパーは今もいるようだ。当時よりさらに地味な存在になっているだろうな・・・。≫

  ゴールの前は有名な魚市場。すごい人出だった。焼きイカを食べながら見て回るだけでも楽しい。われわれもあれもこれもと、ついつい買い過ぎてしまった。トランクいっぱいに魚を積んで、しあわせな気分で関越に乗った。

  PDQMでは、寺泊の魚市場前がゴールだったが、チョット待った!(笑) 第26回PDQMのタイトルは何か? 『日本海・弥彦米山』じゃないのか? 「日本海」と「米山」は見たが、「弥彦」は見ていないじゃないのか?(笑) と言う訳で、更に先に進むことにする。
多分、尾針さんたちは途中の悪路で時間が掛かり、更にウーパールーパーを見たり、魚市場でゆっくりし過ぎたために時間が無くなったのだろう(笑)


  終着駅の弥彦駅の線路の末端際を通り、越後の一の宮=弥彦神社に向かう。 弥彦神社は、初めて訪れた。参道は木々が茂り、拝殿、本殿の周りにも変な看板などが全くなく、厳かな雰囲気がある。クイズのネタが無くて困った!(笑)  ただ、私自身がイメージしていたよりこじんまりしていたが、駐車場から拝殿までの距離がそんなに長くなくて助かった(笑)




  ゴールは弥彦山山頂(正確には、弥彦山スカイライン山頂駐車場)。 弥彦山はそれ程標高は高くないが、海岸線のすぐ近くにそびえており、ここからの佐渡を含む日本海の眺めは絶景である。  特に夕日の美しさは有名で、試走時も夕刻が近づくほど人が増えて来た。 勿論若いグループやカップルがメインで、オジサン1人の私は夕日を見る前に退散した(笑)

《開催要領》
※今回は、距離計測の違いで、『ダンガンクラス』と『エンジョイクラス』を設けました。
  ◇エンジョイクラ ス:各CP間の距離を100mの位までkm単位で解答(10mの位は四捨五入)してください。
               誤差0.1km毎に1点減点です。
  ◇ダンガンクラス:各CP間の距離を10mの位までkm単位で解答(1mの位は四捨五入)してください。
               誤差0.01km毎に1点減点です。
クイズ3のボーナスクイズは、エンジョイクラス、ダンガンクラスとも共通です。どちらのクラスも解いて頂いても、パスして頂いても結構です。
減点、ボーナス点はクイズ3の説明の通りです。

尚、下記11.注意事項の(4)は、ダンガンクラスのみが対象となります。
また、優勝者には記念品をお送りしていますが、エンジョイクラスの参加者が、ダンガンクラスの参加者の1/4以上ある場合に、エンジョイクラスが成立するものとして、優勝者の方に記念品をお送りします。
1.コース: 新潟県小千谷市『関越道・小千谷IC』  〜 新潟県新潟市西浦区『弥彦山山頂』  約133km
2.試走車: 車種=スズキ SX4 (オートマチックミッション 1名乗車)
タイヤ=ブリヂストン TURANZA ER300 205/60R16
距離計測器=永井電子機器ウルトラスピードメーターMODELNo.4020(1m計測)
走行=制限速度+α(一般車の流れ) キープレフト完全グリップ
走行日=2012年6月23日   天候=晴れ  路面状況=ドライ
3.基準距離: スタート〜OD=5.017 km
4.開催期間: 2012年 7月 14日(土)〜2012年 10月 14日(日)
5.応募締切り: 2012年 10月 18(木) 郵送の場合消印有効
6.結果発表: 2012年 10月 28日(日)予定
7.成績: 問題の解答の正誤により、誤答の場合あらかじめ決められた減点を与え、その減点合計の少ない順に順位を決める。
同点の場合は、解答提出の早いチームとする。
提出も同日の場合は、距離誤差の少ないチームとする。
更に同点の場合、解答発送(消印またはメール発送)の早いチームとする。
発送も同日の場合、走行日が早いチームとする。
8.参加費: 無料
9.解答の提出: 提出方法=所定の解答用紙に記入し、郵送もしくはメールで。
郵送の場合の提出先=E−mailで、お問い合わせ下さい。


※メールで解答を頂いた場合、インターネット上の何らかのトラブルで届かない場合もあります。 解答のメールが届き、解答を受理した場合は、受理メールを返信しますので、ご確認ください。
もし、解答を送られてから1週間が過ぎても受理メールが届かない場合は、問い合わせをお願いします。

また、郵送の場合もメールアドレスの記載がある場合は、解答が届いた旨をメールでお知らせします。
10.質問等問合せ先: 携帯TEL=090−8174−6781
または、E−mail=Chobi-chan@mx6.ttcn.ne.jp (なるべくメールで)

    メールアドレスは、先頭の「c」を小文字の「c」に訂正して下さい。
尚、質問に対しては即答はせず、回答の必要があると判断した内容について公式通知にて公開する。公式通知発行前に参加済み、又は解答提出済みの参加者がいる場合でも、考慮しないものとする。参加者はこれを了承したものとする。
11.注意事項: (1)当ドライブラリー(以下DR)に参加中に、万一、事故等のトラブルにあっても、作成者、主催者は、一切責任を負わない。
また、参加者は道路交通法及びその他の諸法令を遵守する義務を負い、社会常識等に反した行動は、断じて取らないようにする事。 参加者は、その旨を了承し、参加したものと判断する。
(2)当DRの夜間走行は、禁止する。クイズが解けません。
(3)工事や災害による通行止めがあった場合、参加者全員がその区間を通過できない場合は、その区間をキャンセルとする。1名でも通過できた場合は、成立とする。この場合、その区間の不通過者の減点は、通過者の内の最大減点とする。
(4)このコースはドライブラリープロジェクトが開催する ドライブラリー選手権に登録しております。 このコースの結果はドライブラリー選手権の結果に反映され、 参加者のお名前と成績がドライブラリー選手権のホームページで 公開される可能性があることを予めご了解ください。
万一、お名前の掲載に不都合がある場合は、匿名での掲載とさせて頂きますので、その旨をご連絡ください。 全く掲載を希望されない方はその旨をご連絡下さい。


コマ図 チェックポイント クイズ (pdf書式)  (Excel書式 圧縮) ※pdf書式では画質が落ちますので予めご了承下さい。

コースレイアウト図  (pdf書式)

 解答用紙
  (pdf書式)  (Excel書式 圧縮)  

公式通知  公式通知1(2012.9.2)    

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解答(pdf形式です)

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