第31回 『右回り?左回り?巡り 86km』  第31回は、埼玉、群馬県です。      

最初に・・・

  あるコースを検討中に『こんな所にこんなものがあるんだ!』と発見し、調べると日本に6ヶ所ある、「ある建物」の2つが埼玉と群馬にあることが判り、その2か所を巡るコースを作成した。

「ある建物」とは、『さざえ堂』です。  さざえ堂は、「右回り?左回り?」
  スタート地点は、時々はお邪魔したいと思っている『嵐山町役場』

改めて『嵐山町役場』を見ると、役場内にある町民ホール部分の外観は、どことなくさざえ堂っぽい・・・(笑)  ホール内部に螺旋階段があれば、クイズにしたのだが、残念ながら無かった・・・。

町役場の下にある広場はアスレチック広場だった筈だが、数年前に新しい施設が出来た様だ。 クイズを置いた。


  小川町に抜け、小川町駅にチェックポイントを置くつもりだったが、JRの駅前ならある、短時間なら無料の駐車場がないので、駅前をスルーするだけにした。
ここで、嵐山町から来る東武・東上線から、JR・八高線に乗り換えてもらう想定です(笑)
1CP先からJR・八高線沿いに走り、東武・東上線、JR・八高線、秩父鉄道が乗り入れる寄居駅に向かう。

  小川町駅と寄居駅の間には、東武・東上線、JR・八高線が走っており、八高線は小川町駅を出てからほぼ直線的に寄居駅に向かい、寄居駅の手前で右に大きく廻る。 一方東上線は、小川駅をでてすぐに大きく右に回り込み、左回りに回りながら寄居駅に入る。 小川町駅では同じ方向に出た2つの電車(列車)が、寄居駅には向かい合って入ってくることになる。これも、「右回り?左回り?」
東武・東上線とJR・八高線の運行ダイヤに関してのクイズを設定した。チョット(? かなり?)マニアックなクイズかもしれませんが、考えてみてください。 小川町駅、寄居駅に立ち寄っても答えはありません。 小川町駅から寄居駅間のコースでヒントがある・・・かも・・・?

 ※コマ図9図に小学校があり、9図前後の道は、平日の7:00〜8:30、15:00〜16:00が歩行者専用道路となりますので注意してください。

  寄居駅も駅前をスルーするだけにした。 ここで、JR・八高線から秩父鉄道に乗り換えてもらう想定です(笑)  秩父鉄道沿いを走り、樋口駅の先で一山超える。 当初、陣見山を経由するプランであったが、積雪の心配から県道で間瀬峠を越えるコースとした。 県道なら雪が降っても除雪は早いと思われますが、念のため冬支度をして参加するなど十分に注意してください。


  東日本で最古のダム=間瀬ダムの先で県道から外れ、宝金剛寺成身院・百体観音堂(さざえ堂)に立ち寄る。 このさざえ堂は、嬬恋村の鎌原観音堂の階段を溶岩で埋めた天明三年の浅間山大噴火の火砕流や、それで発生した洪水により、吾妻川から利根川の坂東大橋辺りまで流された多くの犠牲者を供養するために建立されたものらしい。

  百体観音堂(さざえ堂)は、外観は2階建てに見えるが、内部は3層になっている。 その外観は、さざえ堂でもっとも有名な会津のさざえ堂「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」を知っている人には、「え? これがさざえ堂?」と思うだろう。 私もそうでした。 会津のさざえ堂は、外観も「さざえ」っぽい形をしているが、百体観音堂(さざえ堂)は、普通のお堂に見える。

  会津のさざえ堂は、入口と出口が別で、完全な一方通行の螺旋階段状になっており、上がる人と下る人が会うことは絶対ない構造になっているが、百体観音堂(さざえ堂)は、入口と出口は同じで、堂内は一方通行になっていて、上がる人と下る人が同じ所を通ることはないが、所々ですれ違う。 また、各階への上り下りは、急な階段(傾斜は60度もある!)で、正直、『さざえ堂って呼んでいいの?』と思う(笑) 

ただ、会津のさざえ堂が「西国三十三観音」参りしかできないのに、百体観音堂(さざえ堂)はその名の通り「百観音」参りができる!(笑)  
内部の見学は、お堂から下った所にある「観光農業センター」に申し込むと、係の方が案内してくれる。 費用として300円必要だが、是非内部を見学してください。 見学時間は10:00〜15:00で木曜日が休館です。

また、この辺り=小平の村は、養蚕農家の家屋が残る「高窓の里」と呼ばれており、桜の季節はのどかな風景になる。


  ここからゴールまでは、やや単調なルートとなるが、正面に見え始める赤城山を眺めながらのドライブを楽しんで頂きたい。 途中、お昼休憩の場所として、「道の駅おかべ」と「新田荘歴史資料館」にCPを置いた。 

  「道の駅おかべ」は、大型トラックも多く、蕎麦屋、ラーメン屋の食事処も充実して、賑わっている。

  「新田荘歴史資料館」は元は「東毛歴史資料館」と呼ばれていた施設で、2005年のOQM23でも訪れた「世良田の東照宮」に隣接している。試走時は、まだ初詣客で賑わっていた。

 OQM23で食事処して紹介された、資料館の駐車場内にあったレストランは閉店している。ご飯のお代わり自由で大和芋のとろろ飯が美味かったのだが・・・。  代わりに、コースから少し外れるが、やはり大和芋のとろろ飯、とろろ蕎麦が美味しい「朝日屋」を紹介する。 31図を直進してすぐの所にある。 お昼は、11:30〜15:00の営業だが、仕込んだとろろが無くなると早く店じまいしてしまう。 
食事処の情報が全くと言っていいほどないDWR、shixpoDRとしては、珍しくおすすめの食事処ですので、是非味わってください。  木曜日は定休。


  ゴールは、太田市にある曹源寺。 ここは、本堂などが火災で燃えてしまい、残ったさざえ堂が本堂になっている。 日本に残るさざえ堂で、最大のものである。 一番最古であると思われていたが、2015年から2年半に及ぶ保存修理工事で、5年ほど遅い建立だったことが判った様子。 会津のさざえ堂が最古になる。

保存修理工事で、一部アルミサッシだった窓も木製の窓に置き換えられ、板が打ち付けられていた壁も補修され、参拝者の落書き部分は当時のまま残している。 

ここは、百体観音堂(さざえ堂)より大きいため、各階への上り下りもスロープと緩やかな階段になっているが、百体観音堂(さざえ堂)と同様、広い廊下を手すりで仕切っているだけの箇所もあり、上り下りの参拝者がすれ違う場所がある。

また、ここは紫陽花が多く植えられていて、「群馬のあじさい寺」と呼ばれているらしい。
さざえ堂内の拝観は土・日曜の午前中を除いて午前10時〜午後3時。拝観料は大人300円。
コースの距離が短いので、朝早いスタートだと、ここも見学時間に間に合うと思うので、是非さざえ堂のはしごをして、合わせて「二百観音」参りをしてください。

  さて、コース全体は、「右回り?左回り?」
トイレがある場所・・・
スタート、4CP、6CP、7CP、FCP
食事処・・・
6CP(道の駅内)、31図先「朝日屋」
≪コースレイアウト≫

《開催要領》   
※今回は、距離計測の違いで、『ダンガンクラス』と『エンジョイクラス』、『ドライブクラス』を
設けました。
  ◇エンジョイクラ ス:各CP間の距離を100mの位までkm単位で解答(10mの位は四捨五入)
              してください。     誤差0.1km毎に1点減点です。
  ◇ダンガンクラス:各CP間の距離を10mの位までkm単位で解答(1mの位は四捨五入)
              してください。     誤差0.01km毎に1点減点です。
      
尚、下記11.注意事項の(4)は、ダンガンクラスのみが対象となります。
また、優勝者には記念品をお送りしていますが、エンジョイクラス、ドライブクラスの参加者が、ダンガンクラスの参加者の1/5以上ある場合に、それぞれのクラスが成立するものとして、優勝者の方に記念品をお送りします。
1.コース: 埼玉県比企郡嵐山町『嵐山町役場』 〜 群馬県太田市東今泉町『曹源寺』  約86km
2.試走車: 車種=スズキ SX4 (オートマチックミッション 1名乗車)
タイヤ=ダンロップ DSX−2 205/60R16
距離計測器=永井電子機器ウルトラスピードメーターMODELNo.4020(1m計測)
走行=制限速度+α(一般車の流れ) キープレフト完全グリップ
走行日=2018年 1月 4日、8日   天候=晴れ  路面状況=ドライ
3.基準距離: スタート〜OD=6.382 km
4.開催期間: 2018年 1月 15日(月) 〜 2018年 4月 8日(日)
5.応募締切り: 2018年 4月 12日(木) 郵送の場合消印有効
6.結果発表: 2018年 4月 22日(日)予定
7.成績: 問題の解答の正誤により、誤答の場合あらかじめ決められた減点を与え、その減点合計の少ない順に順位を決める。
同点の場合は、距離誤差の少ないチームとする。
距離誤差も同点の場合は、解答提出の早いチームとする。
解答提出日も同日の場合、走行日が早いチームとする。
8.参加費: 無料
9.解答の提出: 提出方法=所定の解答用紙に記入し、郵送もしくはメールで。
郵送の場合の提出先=E−mailで、お問い合わせ下さい。


※メールで解答を頂いた場合、インターネット上の何らかのトラブルで届かない場合もあります。 解答のメールが届き、解答を受理した場合は、受理メールを返信しますので、ご確認ください。
もし、解答を送られてから1週間が過ぎても受理メールが届かない場合は、問い合わせをお願いします。

また、郵送の場合もメールアドレスの記載がある場合は、解答が届いた旨をメールでお知らせします。
10.質問等問合せ先: E−mail=Chobi-chan@mx6.ttcn.ne.jp
    メールアドレスは、先頭の「c」を小文字の「c」に訂正して下さい。
尚、質問に対しては即答はせず、回答の必要があると判断した内容について公式通知にて公開する。公式通知発行前に参加済み、又は解答提出済みの参加者がいる場合でも、考慮しないものとする。参加者はこれを了承したものとする。
11.注意事項: (1)当ドライブラリー(以下DR)に参加中に、万一、事故等のトラブルにあっても、作成者、主催者は、一切責任を負わない。
また、参加者は道路交通法及びその他の諸法令を遵守する義務を負い、社会常識等に反した行動は、断じて取らないようにする事。 参加者は、その旨を了承し、参加したものと判断する。
(2)当DRの夜間走行は、禁止する。クイズが解けません。
(3)工事や災害による通行止めがあった場合、参加者全員がその区間を通過できない場合は、その区間をキャンセルとする。1名でも通過できた場合は、成立とする。この場合、その区間の不通過者の減点は、通過者の内の最大減点とする。
(4)このコースはドライブラリープロジェクトが開催する ドライブラリー選手権が2018年度も開催された場合、それに登録予定です。 このコースの結果はドライブラリー選手権の結果に反映され、 参加者のお名前と成績がドライブラリー選手権のホームページで 公開される可能性があることを予めご了解ください。
万一、お名前の掲載に不都合がある場合は、匿名での掲載とさせて頂きますので、その旨をご連絡ください。 全く掲載を希望されない方はその旨をご連絡下さい。


コマ図  チェックポイント  クイズ (pdf書式)  


 解答用紙
  (pdf書式)  
(Excel書式)
  

公式通知  


結果(確定)(pdf形式)  個人情報保護のためパスワード管理をしています。

正解と解説(pdf形式)

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