第34回 『只見線・八橋(景)ものがたり 116km  第34回は、福島県です。

最初に・・・
  2014年に参加した風の巡礼第43章の帰り道、国道252号線で、只見線の橋脚などを眺めながら小出まで走った。
只見線は、2011年7月の新潟・福島豪雨災害で失われた橋脚もあり、只見〜会津川口駅間が運休になっており、既に線路は草茫々で、廃線の雰囲気を醸し出していた。 只見線にある八つの橋脚を眺めたいと思い、2014年9月にコースプランを行ったが、4年間放置したままであったが、今回ようやく試走に行けた。
  6月16日は、天気によって只見線か飯田線のどちらかに行くと決めていた。 前日の天気予報では、飯田地方は晴れ、只見地方は曇り。
迷わず、只見へ行くことにした。 只見線は、ピーカンの天気より少しどんよりした天気の方が似合いそうだから。 この選択は正解だった。
  当時のJR東日本の資料では、復旧される可能性はかなり薄いと思っていたが、試走当日、只見駅内にある只見町観光まちづくり協会の人と話す中で、『昨日(6/15)、復旧工事の起工式があったのです』と・・・。 工事完了は2021年度中とまだ先だが、起工式の翌日に試走に行ったのは、Goodタイミングだったのかもしれない。
  また、6/23の朝日新聞にこんな記事を見つけた。 前回shixpoDR#33が『東京・水ものがたり』で、今回shixpoDR#34の舞台は、ある意味『東京・電力ものがたり』なのかも・・・。 これも何かの縁かな?

  残念ながら試走時は、橋脚を渡る列車を見ることはできなかったが、只見駅で1日3本しかない小出行き列車の発車を見ることが出来た。
皆さんも、列車を見ることが出来たらラッキーです!(笑)  橋梁を渡る列車の写真は、ネットで沢山出てくるので見てください。
  今回は、只見線とその橋が主役なので、コース案内は只見線と橋を中心に紹介します。 
  スタートは、只見線・『会津柳津駅』。 只見線の駅名は、頭に『会津』が付く駅が多い。 『柳津』もJR気仙沼線と、名鉄竹鼻線にあるようだ。
柳津町の中心駅のため、駅舎も立派(?)であるが、現在は無人駅になり、上下各6本の列車が発着するだけである。
駅前には、『C11 244』が静態保存されている。 只見線では、「SL会津只見号」が運行されているが、こちらは『C11 325』で、大井川鉄道からのレンタルの様である。

  柳津町と三島町の境にある『滝谷駅』近くにODを置いた。OD地点の手前右手の道を入ると滝谷駅につながる。 こちらの駅は、新しいが小さな駅舎である。
  
  『道の駅・尾瀬街道みしま宿』に1CPを置いた。 ここから最初の橋梁を見に行く。 
橋梁を見に行く人のための案内板があり、ビューポイントまでの所要時間だけでなく、上下12回のチャンスしかない只見線の列車が橋梁を渡る時刻が案内されている。  案内板の所要時間では、一番遠いビューポイントまで片道15分掛かることになっているが、日頃全く鍛えていない私の脚で、往復20分程度であった。 そのため、クイズもボーナスクイズとせず、通常クイズとした。

←第1橋梁         第2橋梁→
 第2橋梁は、木々が茂りやや見づらい。
第2橋梁は、8図先の橋の上からも見える。

  『会津西方駅』近くの路側帯に2CPを置いた。 第2橋梁のすぐ近く。 試走後考えたら、橋梁の近くには必ずと言っていいほど、車を停めることが出来る路側帯があった・・・。 意図的に路側帯を設けたのかな・・・?
  第2橋梁の上流を見ると、15図で渡る赤い橋も見える。

   只見線から一度離れ、『美坂高原』に向かう。 単調な道だけでは飽きるので、山道を楽しんでもらうのと、高原から只見線が見えないかな?との期待をしてコース取りを行った。 残念ながら只見線の方向は全く眺望がきかなかった。 山道は楽しめた。
『美坂高原』は、三島町の「自然観光体験施設」として35年前にできたらしく、サイクリング施設、キャンプ施設、カフェまであり、当時は有料施設だったらしい。 試走時は1組の親子(3代)連れが、管理棟近くでお弁当を広げていたが、それ以外は誰もいなかった・・・。 夏になったら賑わうのかな・・・? このページによると、8月でも閑散としている様だが・・・(^-^;

   三島の町に降り、『会津宮下駅』近くにある「アーチ3橋(兄)弟」を見る。 4CPの先のドン突きにある駐車場に車を停めてください。  ここも撮影ポイントになっている様で、ネットで写真が一杯出てくる。 クイズも苦肉の策です・・・(^-^;

  只見線と並走して、只見川右岸県道を走る。 5CPから第3橋梁が見える。

  風の巡礼第43章のゴールが置かれた『早戸駅』の先、車で走ると曲が聞こえる「シンフォニーロード」を過ぎてすぐ右手に連続アーチ橋(細越拱橋)が見える。

  国道を走り、第4橋梁(6CP)、第5橋梁(7CP)を眺める。 第4橋梁は道路の橋の上から眺めるので、車に十分注意してください。 









  第5橋梁(7CP)は、7CP地点からは木々が茂ってあまり見えないが、決して畑の中には入らないように! 7CPの250m位先まで歩くと、一部の橋げたを流された第5橋梁の全容が見える。
第5橋梁からは、2021年度の復旧工事が終わるまで列車が走ることは無い。 会津若松を出た列車は、21図にある『会津川口駅』で折り返す。 この後訪れる『只見駅』までの間が不通区間で、代替えバスが走っている。

  本名ダムサイトの8CPから、橋脚のみが残った第6橋梁が見える。 車には十分注意して見てください。
プランでは、8CPからそのままダートを進み、もう一つの目玉スポットに向かう予定だったが、残念ながら林道の復旧工事で通行止め。 8CPでUターンして国道を進むことにする。
もう一つの目玉スポットとは、林道の少し先から湯倉温泉方面に渡る吊り橋(霧来沢橋)。 車で渡れる吊り橋を味わってもらうつもりだったのだが・・・。 残念! (写真は、サイトから拝借)
雰囲気だけ味わってください

  再び、只見線から離れ、一山超えて、只見川の支流の伊南川沿いの道を走り、只見の町に向かう。 途中の9CPは、只見線橋梁下に置いたが、この橋は一般的なガーダー橋である。 
25図から26図はロング区間だが、表情を時々変える伊南川の風景が楽しめる。

  27図で只見の町に入る。 27図出口では転車台が見える。
只見町の中心駅の『只見駅』は、駅前の広場も広く、駅前には旅館などもあり、かつての栄華を感じるが、駅舎自体は何の変哲もない外観で、人通りも無くひっそりとしている。 会津川口駅行きの代替えバスも停まっていたが、勿論乗る人はいなかった。

ここで、1日3本の小出行き列車の発車を見ることが出来た。 駅長、観光協会職員及び、線路の向こうの案山子(?)達に見送られて出て行った。

  只見駅で一息入れて、残りの2つの橋梁を見に行こう。  只見駅を出てすぐに、連続したガーダー橋でカーブを描いて行く只見線が見られる。 Googleストリートビューの方がその雰囲気がよく判る。


  12CPで第8橋梁が見られる。 ここもCP手前の橋の上からになるので、車には注意。


  最後、8つ目の橋梁(第7橋梁)は、31図の橋の上から。



  ゴールは、もう既に7年間放置されたままになっている『会津横田駅』。 もう3年経てば、活気が戻るか・・・?
いや、一日12回列車は来るだろうが、駅は静かなままだろう・・・。
トイレがある場所・・・
スタート、OD、1CP、3CP、11CP  
※3CP〜11CP間にトイレがありませんが下記の場所で利用できます。
  4CP(15図)を右折した先約100mにある『観光交流舘からんころん』
  6CP〜7CP間の『道の駅・奥会津かねやま』
食事処・・・
1CP『道の駅・尾瀬街道みしま宿』
4CP(15図)を右折した先約100mにある『観光交流舘からんころん』(毎月第2・4土日曜日に手打ち蕎麦が食べられる様です)
6CP〜7CP間の『道の駅・奥会津かねやま』(食事処があります)
※いつもの如く、食レポはありません・・・<(_ _)>
≪コースレイアウト≫

《開催要領》   
※今回は、距離計測の違いで、『ダンガンクラス』と『エンジョイクラス』を設けました。
  ◇エンジョイクラ ス:各CP間の距離を100mの位までkm単位で解答(10mの位は四捨五入)
              してください。     誤差0.1km毎に1点減点です。
  ◇ダンガンクラス:各CP間の距離を10mの位までkm単位で解答(1mの位は四捨五入)
              してください。     誤差0.01km毎に1点減点です。
      
尚、下記11.注意事項の(4)は、ダンガンクラスのみが対象となります。
また、優勝者には記念品をお送りしていますが、エンジョイクラスの参加者が、ダンガンクラスの参加者の1/5以上ある場合に、エンジョイクラスが成立するものとして、優勝者の方に記念品をお送りします。
1.コース: 福島県河沼郡柳津町『会津柳津駅』 〜 大沼郡金山町『会津横田駅』  約116km
2.試走車: 車種=スズキ SX4 (オートマチックミッション 1名乗車)
タイヤ=ダンロップ ルマン4 205/60R16
距離計測器=永井電子機器ウルトラスピードメーターMODELNo.4020(1m計測)
走行=制限速度+α(一般車の流れ) キープレフト完全グリップ
走行日=2018年 6月 16日   天候=曇りのち雨  路面状況=ドライ一部ウェット
3.基準距離: スタート〜OD=6.851 km
4.開催期間: 2018年 6月 25日(月) 〜 2018年 9月 16日(日)
5.応募締切り: 2018年 9月 20日(木) 郵送の場合消印有効
6.結果発表: 2018年 10月 7日(日)予定
7.成績: 問題の解答の正誤により、誤答の場合あらかじめ決められた減点を与え、その減点合計の少ない順に順位を決める。
同点の場合は、距離誤差の少ないチームとする。
距離誤差も同点の場合は、解答提出の早いチームとする。
解答提出日も同日の場合、走行日が早いチームとする。
8.参加費: 無料
9.解答の提出: 提出方法=所定の解答用紙に記入し、郵送もしくはメールで。
郵送の場合の提出先=E−mailで、お問い合わせ下さい。


※メールで解答を頂いた場合、インターネット上の何らかのトラブルで届かない場合もあります。 解答のメールが届き、解答を受理した場合は、受理メールを返信しますので、ご確認ください。
もし、解答を送られてから1週間が過ぎても受理メールが届かない場合は、問い合わせをお願いします。

また、郵送の場合もメールアドレスの記載がある場合は、解答が届いた旨をメールでお知らせします。
10.質問等問合せ先: E−mail=Chobi-chan@mx6.ttcn.ne.jp
    メールアドレスは、先頭の「c」を小文字の「c」に訂正して下さい。
尚、質問に対しては即答はせず、回答の必要があると判断した内容について公式通知にて公開する。公式通知発行前に参加済み、又は解答提出済みの参加者がいる場合でも、考慮しないものとする。参加者はこれを了承したものとする。
11.注意事項: (1)当ドライブラリー(以下DR)に参加中に、万一、事故等のトラブルにあっても、作成者、主催者は、一切責任を負わない。
また、参加者は道路交通法及びその他の諸法令を遵守する義務を負い、社会常識等に反した行動は、断じて取らないようにする事。 参加者は、その旨を了承し、参加したものと判断する。
(2)当DRの夜間走行は、禁止する。クイズが解けません。
(3)工事や災害による通行止めがあった場合、参加者全員がその区間を通過できない場合は、その区間をキャンセルとする。1名でも通過できた場合は、成立とする。この場合、その区間の不通過者の減点は、通過者の内の最大減点とする。
(4)このコースはドライブラリープロジェクトが開催する ドライブラリー選手権に登録予定です。 このコースの結果はドライブラリー選手権の結果に反映され、 参加者のお名前と成績がドライブラリー選手権のホームページで 公開される可能性があることを予めご了解ください。
万一、お名前の掲載に不都合がある場合は、匿名での掲載とさせて頂きますので、その旨をご連絡ください。 全く掲載を希望されない方はその旨をご連絡下さい。


コマ図(迂回コマ図付き)  チェックポイント  クイズ (pdf書式)  


 解答用紙
  (pdf書式)  
(Excel書式)
  

公式通知 公式通知−3(2018.08.26) 公式通知−2(2018.07.15) 公式通知−1(2018.07.03)


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正解と解説(pdf形式)

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