第35回 『駆け抜けた「平成」・ものがたり 126km』 第35回は、岐阜県です。
最初に・・・ 「平成」から「令和」の時代になりました。 「平成」最後の年に、「平成」の時代にフィーバー(言い方が、昭和?)した場所を訪ねたくて、2019年になってからコース検討を開始した。 まず、年号と同じ字で大騒ぎになった「平成(へなり)」。 3月2日付の朝日新聞土曜日版で、当時の様子などが紹介された。 「へなり」だけでは、コース取りが難しいなと思っている時、5月18日付の朝日新聞土曜日版に、東白川村のツチノコの記事が載った。 それによると、毎年5月3日に開催されている『つちのこフェスタ』が始まったのが、平成元年と知った。 平成元年から始まった2つのフィーバー=東白川村と平成(へなり)をつなぎ、途中、以前コース検討していた七宗町の「日本最古の石」にも立ち寄る事にして、コースをレイアウトした。 ところが、試走に行く前日にもう一度コース確認をしている時に、何と、今年の3月25日に七宗町の石よりも4億5000万年も古い石が島根県で見つかったと言う記事を発見。 「平成」の時代が終わるとともに、七宗町の「最古の石」もその座を追われることになり、「日本最古の石」も「平成」に関係することが判明した。 その他にも、試走時に偶然「平成」に関係するものを見つけたので、クイズ(X問題)とした。 BQ-bは、ある川に架かる「平成橋」。 BQ-fは、美智子様が皇后になられる少し前に行啓された時の記念碑で、平成元年に建之されたものであった。 是非、見つけてください。 「平成(へなり)」は、1989年7月号の第50回PDQMのゴールになっている。 当時の資料はこちら。 また、年号が「平成」になったころの状況や、「平成」の時代が終わる状況を紹介しているblogは、こちら。 |
今回は、コースレイアウトを検討した『ルートラボ』のURLを公開します。(コースレイアウト欄参照) 下記の方法で『ルートラボ』のデータをスマホやタブレットに取り込んで、ナビ代わりとして活用してください。 ルートラボの地図データにより、詳細な箇所はルートから外れている場合がありますので、あくまでもコマ図で判断してください。 1)iphone版「ルートラボ」 2)スマホ用アプリ 《ルートラボビューワ》(Google Play) 《ルータン(ルート探索!)》(App store) |
スタートは、2014年のshixpoDR#24『恵那は、えーなー』でスタートを置いた『恵那駅』。 スタートして、ツチノコに会うため北上する。県道72号線(遠ケ根・サルスベリ街道)で遠ケ根峠を越えて、白川町(旧黒川村)に入る。 この県道、峠の手前 ![]() ![]() 県道から外れ黒川の町中を通り抜け、『佐久良太神社』に立ち寄る。 それ程大きくない神社だが、やたら石碑が目につく。 奥之院に3CPを置いたが、その道中にも石碑があり、クイズにしたが奥之院につながる参道の建設にも相当な投資が行われている。 地元では重要な神社の様だ。 神頼みも終わり、再び県道72号線で東白川村へ向かう。 1車線幅の道が続き、切り通しの大多尾峠を越え ![]() ![]() 東白川村の町中を抜け、毎年つちのこフェスが開かれている『中川原水辺公園』にチェックを置いた。 何かツチノコに関するものがあるかと思ったが、何もなかった。 駐車場の ![]() ![]() つちのこ館は、東白川村の第三セクター、株式会社ふるさと企画が運営している資料館&土産物屋である。 資料館にはつちのこ ![]() 試走時、おやつ用に食用(?)つちのこを買った(笑) 結構お腹が空いていたので、美味かった!(笑) 是非、お試しを。 こしあんとカスタードがあります。 6CPを置いた『五介の滝』を経て、林道加茂東線に入る。 まだ一部開削工事が続いているロング林道である。 林業のための林道では無く、観光目的や地元のインフラ整備のための林道の様である。 そのため、林業のために頻繁に下草刈りなどが行われている群馬の林道(DWR73の前半の林道など)と違い、下草が結構伸びているが、道幅が広いため車の側面を擦ることはほとんどなかった。 ただ、眺望はきかないが日当たりがいい林道のため、路面に結構草が生えている。 こんなに路面に草が生えている舗装林道は始めて・・・(^-^; ![]() ![]() 一度、県道に降り、東農ひのきで有名な白川町(旧蘇原村)を抜けて、県道83号線(人道のサクラ街道)に入る。 この県道、ネットで検索すると、凄い道って紹介されている道。勿論、GoogleMapストリートビューにも画像が無い道。 更に25図の先には、「1.5mの車幅制限標識」もあるという事前情報もあり、果たして通り抜けられるのかと思いながら進んだが、道幅は狭いものの木々の中を通り抜けるレトロな感じのいい道で、車幅制限は進行方向には無く、通り抜けに苦労する箇所も無かった。 路面は舗装の筈なのだが、舗装から自然に戻りつつある(=ダート化)箇所もあり、どう考えても県道とは呼べない道だった。 ちなみに、私の車載ナビ(ゴリラ)では、25図で県道表記(緑色の道)は消えた。 26図の少し手前、右から道が合流する地点で県道表記が戻り、約4kmほど、昭和な道が楽しめた。 コースは、八百津町に入っている。 八百津町と言えば、私のイメージでは ![]() 七宗町に入ってからも相変わらずの険道振りで、飛騨川沿いに降り飛水峡近くにある『日本最古の石発見地』に10CPを置いた。 再スタートは、『日本最古の石博物館』。 来年2020年で石発見から50周年だそうだが、残念ながら・・・。 式 ![]() ここは、最古の石だった石を見たくて、入館料を払って入ってみた。 入ると15分ほどの「宇宙の誕生から現在までの地球の歴史」の紹介ビデオを上映してくれる。 冥王星が惑星と紹介されたり、かなり年季の入った映像だった・・・(^-^; 映像室の1階から展示室の地下に降りるエレベータをタイムカプセルに見立てて演出したりしているのだが・・・。 石好きにはたまらない施設、展示物の様ですが・・・。 石好きの方は是非! ![]() 関市中之保にある公園に11CPを置いた。 ここは、『日本の人口重心地』の近く。 『日本の人口重心地』と言えば、最後のOQM(OQM-forever)でチェックポイントが置かれた郡上・美並町の「日本まん真ん中センター」も1995年国勢調査で人口重心地になったため1997年に建設された施設である。 中之保にも重心地を示すような建造物などがあるのかな? と期待して訪れたが、案内看板があるだけで、私有地のために現地に立ち入ることもできない状態だった。 国勢調査の度に移動していく重心地なので、郡上市の様に浮かれず、冷静な関市と言ったところか・・・? 関市のキャラクター・「関*はもみん」がヤジロベーのポーズをとってアピールしているだけだった。 ![]() ![]() さて、いよいよ今回の主役・「平成(へなり)」に向かおう。 36図先、八滝ウッディランドから『林道・平成〜祖父川線』に入る。 第50回PDQMの時は、「平成林道」の林道標識が話題になっていたが、PDQMに私は参加していないので、今回、「平成林道」を走りたかったが確認できなかった。 12Cを置いた『平成・元号橋』の近くにある「平成の森」の看板が、PDQMのゴールの写真に写っているので、「平成林道」が全線開通して、『林道・平成〜祖父川線』になった様だ。 写真の橋の向こうに小さく写っている林道標識が、PDQMのゴールラインの様だ。 GoogleMapストリートビューの画像 ![]() 『平成・元号橋』もPDQMの時には無かった橋である。 12CPから少し下ると「平成(へなり)」の集落があり、当時大混雑した売店もまだ残っているが、試走時には人の気配も感じず、静かな集落だった。 ゴールは、平成8年にできた『道の駅・平成』(『日本最古の石博物館』も平成8年竣工だった・・・。 偶然?) 17時過ぎに着いたが、結構人がいた。 年号 ![]() |
トイレがある場所・・・ スタート、2CP、4CP、5CP、10CP、11CP、12CP、FCP |
食事処・・・ 5CP out『つちのこ館』近くに「白草」があります。 岐阜の郷土料理「けい(鶏)ちゃん」を味わうことができるそうです。 (Prinさんから情報を頂きました。ありがとうございます。) 22図入口を右折した先に『美濃白川クオーレの里 笹平高原イタリア館』があります。 ピザが美味しい様です。 10CP out『道の駅・ロックガーデンひちそう』(軽食があります) ※いつもの如く、食レポはありません・・・<(_ _)> |
≪コースレイアウト≫ |
『ルートラボ』はこちら または、「ドライブラリー」、「chobichan」(作成者名)、「コース名」などで検索してください。 |
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《開催要領》 | |
※今回は距離計測の違いで『ダンガンクラス』と『エンジョイクラス』、更に『ドライブクラス』を設けました。 ◇エンジョイクラ ス:各CP間の距離を100mの位までkm単位で解答(10mの位は四捨五入) してください。 誤差0.1km毎に1点減点です。 ◇ダンガンクラス:各CP間の距離を10mの位までkm単位で解答(1mの位は四捨五入)してください。 誤差0.01km毎に1点減点です。 ◇ドライブクラス:各CP間の距離計測は不要です。 クイズのみ解答してください。 ※詳細は、クイズの資料を参照ください。 ※ドライブラリーが初めての方は、こちらをご覧ください。 優勝者には記念品をお送りしていますが、エンジョイクラス及び、ドライブクラスの参加者が、ダンガンクラスの参加者の1/5以上ある場合に、エンジョイクラス及び、ドライブクラスが成立するものとして、優勝者の方に記念品をお送りします。 |
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1.コース: | 岐阜県恵那市大井町『恵那駅』 〜 関市下之保『道の駅・平成』 約126km |
2.試走車: | 車種=スズキ SX4 (オートマチックミッション 1名乗車) タイヤ=ダンロップ ルマン4 205/60R16 距離計測器=永井電子機器ウルトラスピードメーターMODELNo.4020(1m計測) 走行=制限速度+α(一般車の流れ) キープレフト完全グリップ 走行日=2019年 8月 17日 天候=晴れ 路面状況=ドライ |
3.基準距離: | スタート〜OD=6.635 km |
4.開催期間: | 2019年 8月 31日(土) 〜 2019年 11月 17日(日) |
5.応募締切り: | 2019年 11月 21日(木) 郵送の場合消印有効 |
6.結果発表: | 2019年 12月 8日(日)予定 |
7.成績: | ※今シーズンからは、作成者の用意した答えで採点し、参考順位として発表します。 問題の解答の正誤により、誤答の場合あらかじめ決められた減点を与え、その減点合計の少ない順に順位を決める。 同点の場合は、距離誤差の少ないチームとする。 距離誤差も同点の場合は、解答提出の早いチームとする。 解答提出日も同日の場合、走行日が早いチームとする。 |
8.参加費: | 無料 |
9.解答の提出: | 提出方法=所定の解答用紙に記入し、郵送もしくはメールで。 郵送の場合の提出先=E−mailで、お問い合わせ下さい。 ※メールで解答を頂いた場合、インターネット上の何らかのトラブルで届かない場合もあります。 解答のメールが届き、解答を受理した場合は、受理メールを返信しますので、ご確認ください。 もし、解答を送られてから1週間が過ぎても受理メールが届かない場合は、問い合わせをお願いします。 また、郵送の場合もメールアドレスの記載がある場合は、解答が届いた旨をメールでお知らせします。 |
10.質問等 問合せ先: |
E−mail=Chobi-chan@mx6.ttcn.ne.jp
メールアドレスは、先頭の「c」を小文字の「c」に訂正して下さい。 尚、質問に対しては即答はせず、回答の必要があると判断した内容について公式通知にて公開する。公式通知発行前に参加済み、又は解答提出済みの参加者がいる場合でも、考慮しないものとする。参加者はこれを了承したものとする。 |
11.注意事項: | (1)当ドライブラリー(以下DR)に参加中に、万一、事故等のトラブルにあっても、作成者、主催者は、一切責任を負わない。 また、参加者は道路交通法及びその他の諸法令を遵守する義務を負い、社会常識等に反した行動は、断じて取らないようにする事。 参加者は、その旨を了承し、参加したものと判断する。 (2)当DRの夜間走行は、禁止する。クイズが解けません。 (3)工事や災害による通行止めがあった場合、参加者全員がその区間を通過できない場合は、その区間をキャンセルとする。1名でも通過できた場合は、成立とする。この場合、その区間の不通過者の減点は、通過者の平均減点とする。 (4)このコースはドライブラリープロジェクトが開催する ドライブラリー選手権には登録していません。 |
公式通知 公式通知−4(2019.11.08 11.09追記)
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正解と解説(pdf形式)
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